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国内市況ニュース

日経平均は248円程度高、心理的なフシ目の3万3000円を前に堅調推移=14日前場

2023-09-14 10:05:00.0

 14日午前10時すぎの日経平均株価は、前日比248円程度高い3万2955円前後で推移する。きのう13日に下落した反動や、現地13日に米国で重要な指標発表を受けた後も、相場が波乱なく推移したことから、目先的な警戒感が後退し、買いが先行。午前9時2分には、同271円18銭高の3万2977円70銭を付ける場面がみられた。その後は、心理的なフシ目の3万3000円を前に、時間外取引で米株価指数先物が上昇していることが支えとなり、堅調な値動きにある。13日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比185円高の3万2635円だった。

 業種別では、28業種が上昇、5業種が下落している。出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、三井不<8801>、三菱地所<8802>などの不動産株が上昇。日本製鉄<5401>、JFEHD<5411>などの鉄鋼株や、オリンパス<7733>、HOYA<7741>などの精密機器も高い。王子HD<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株や、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株も堅調。大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株や、伊藤忠<8001>、三菱商事<8058>などの卸売株もしっかり。一方、郵船<9101>、川崎汽<9107>などの海運株が下落している。

 個別では、丹青社<9743>、富士石油<5017>、鳥貴族HD<3193>、T&K<4636>、トルク<8077>などが上昇。半面、ネオジャパン<3921>、HIS<9603>、ヤーマン<6630>、ラクスル<4384>、アセンテック<3565>などが下げている。

 東京外国為替市場は午前10時1分時点で、1ドル=147円台の前半(13日は147円26−28銭)、1ユーロ=157円台の後半(同158円19−23銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社