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国内市況ニュース

日経平均が172円高と続伸、アジア株の上昇受け上げ幅拡大=14日前場

2023-11-14 11:46:00.0

 14日前場の日経平均株価は、前日比172円33銭高の3万2757円44銭と続伸して取引を終えた。朝方の買いが一巡した後は、停滞商状となる場面もみられた。ただ、14日の取引を開始した韓国・KOSPI指数や中国・上海総合指数、香港・ハンセン指数などのアジア株が上昇していることを背景に上げ幅を拡大、午前11時には同251円16銭高の3万2836円27銭と、きょうの高値を付けた。その後は、戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好となった。東証プライム出来高は7億1045万株、売買代金は1兆8158億円。騰落銘柄数は値上がりが785銘柄、値下がりが812銘柄、変わらず60銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち24業種が上昇、9業種が下落している。INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株や、三井金属<5706>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株が上昇。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株や、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株も高い。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株や、7&iHD<3382>、ファーストリテ<9983>などの小売株も堅調。帝人<3401>、東レ<3402>などの繊維株や、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株もしっかり。一方、王子HD<3861>、大王紙<3880>などのパルプ紙株が下落した。

 個別では、タツモ<6266>、シンクロF<3963>、ファインD<3649>、YACHD<6298>、堀場製作所<6856>などが上昇。半面、メドピア<6095>、LIFULL<2120>、恵和<4251>、クロスマーケ<3675>、オプトラン<6235>などが下落している。

提供:ウエルスアドバイザー社