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国内市況ニュース

日経平均は138円安と4日ぶり反落、米国株安や前日の急騰の反動で=17日前場

2024-05-17 11:56:00.0

 17日前場は日経平均株価が、前日比138円18銭安の3万8782円08銭と4日ぶりに反落。一方、TOPIX(東証株価指数)は同5.12ポイント高の2742.66ポイントと続伸した。現地16日の米国株安や、きのう16日に大幅高した反動などから、日経平均は午前9時54分には、同380円70銭安の3万8539円56銭を付ける場面があった。決算発表が終了し、手がかり材料に乏しいなか、手控えムードが広がったもよう。ただ、外国為替市場で、ドル・円相場は1ドル=155円80銭前後と、朝方の水準から円安方向に振れたことから、下げ幅縮小を促したようだ。東証プライム市場の出来高は9億2955万株、売買代金は2兆446億円。TOPIXが続伸したことから、騰落銘柄数は値上がりが1003銘柄と、値下がりの596銘柄よりも多かった。変わらずは51銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち12業種が下落、21業種が上昇した。テルモ<4543>、HOYA<7741>などの精密機器株や、ヤマハ<7951>、任天堂<7974>などのその他製品株が下落。信越化<4063>、日東電<6988>などの化学株や、三井金<5706>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株も安い。大林組<1802>、清水建<1803>などの建設株や、アステラス薬<4503>、エーザイ<4523>などの医薬品株も軟調。一方、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株や、東電力HD<9501>、東ガス<9531>などの電気・ガス株、デンソー<6902>、トヨタ<7203>などの輸送用機器株が高い。

 個別では、住友ファーマ<4506>、サンアスタ<4053>、Wismet<9260>、大幸薬品<4574>、電通グループ<4324>などが下落。半面、ヨコオ<6800>、ネットプロテ<7383>、プロレドP<7034>、ジャムコ<7408>、山一電機<6941>などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社