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国内市況ニュース

日経平均は15円程度高、売り先行も押し目を拾う動きを支えに上げ転換=7日前場

2023-09-07 10:04:00.0

 7日午前10時すぎの日経平均株価は、前日比15円程度高い3万3256円前後で推移する。朝方は、きのう6日まで8連騰となっていた反動や、現地6日の欧米株式が下落したことを受け、売りが優勢となった。ただ、心理的なフシ目の3万3000円を超えたことによる投資家心理の好転や、押し目を拾う動きを支えに上げ転換し、午前9時44分には、同81円43銭高の3万3322円45銭を付けている。その後も、為替市場において対ドルで円安に振れていることもあり、堅調な値動きが続いている。6日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所清算値比115円安の3万3125円だった。

 業種別では、23業種が上昇、10業種が下落している。王子HD<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株や、三井物産<8031>、三菱商事<8058>などの卸売株が上昇。大林組<1802>、大和ハウス<1925>などの建設株や、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株も高い。三井不<8801>、三菱地所<8802>などの不動産株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も堅調。出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、アサヒ<2502>、JT<2914>などの食料品株もしっかり。一方、オリンパス<7733>、HOYA<7741>などの精密機器株が下落している。

 個別では、トーホー<8142>、丹青社<9743>、タダノ<6395>、三井ES<7003>、ヤマエGHD<7130>などが上昇。半面、ネクステージ<3186>、力の源HD<3561>、Dガレージ<4819>、NTN<6472>、レノバ<9519>などが下げている。

 東京外国為替市場は午前10時時点で、1ドル=147円台の後半(6日は147円37−39銭)、1ユーロ=158円台の半ば(同158円10−14銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社