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投資信託講座

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 投資信託の分配金

■ 分配金に税金はかかるの?


 毎月決算型の投資信託の毎月の取引残高報告書を見ていると、分配金に税金がかかっていることがわかります。ただ、この比率は一定でないようです。どうやって分配金の手取り額は決まるのでしょうか?


分配金には税金がかかります。ただ、投資信託を買ったタイミングによっては税金がかからない場合もあります。同額の分配金を受け取っても課税される額が人によって変わってきます。

 株式投資信託の分配金には、所得税と住民税がかかります。ただ、投資信託を買ったタイミングによって非課税となる場合があります。そのため、同じ金額を投資していても人によって手取り金額が変わります。税率は課税対象となる分配金に対して優遇税制を受けていることから10%(所得税7%、住民税3%)ですが、2013年1月1日以降から復興税がかかるため10.147%(所得税7.147%、住民税3%)になり、2014年1月1日以降は優遇税制廃止により20.315%(所得税15.315%、住民税5%)になっています。


●上場株式等の譲渡損失と配当所得との損益通算
2009年1月1日以降の上場株式等の譲渡損や同じく前年以前3年内に生じた譲渡損のうち前年以前に控除されていない部分は、申告分離課税を選択した上場株式等の配当所得の金額から控除する(つまり譲渡損と配当所得の間で損益通算する)制度ができました。これが適用される場合には、この配当所得は申告しなくてはなりません。

 詳細は、日本証券業協会のホームページ(http://www.jsda.or.jp/sonaeru/oshirase/files/fukkoureaflet0405.pdf)で確認しましょう。