ウエルスアドバイザーYouTubeチャンネル かんたんファンド検索 詳細条件でファンドを検索 ファンドの見直し

国内市況ニュース

日経平均は17円程度高、心理的なフシ目の3万2000円を支えに押し目を拾う動き=10日前場

2023-08-10 10:15:00.0

 10日午前10時10分すぎの日経平均株価は、前日比17円程度高い3万2221円前後で推移する。午前9時59分には、同54円29銭高の3万2258円62銭を付けている。きのうの弱い動きや、現地9日の米国株式が続落したこともあり、売り優勢で取引を開始。その後は、心理的なフシ目の3万2000円を支えに押し目を拾う動きなどから下げ幅を縮小し、上昇に転じた。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所清算値比100円安の3万2120円だった。日経平均先物・オプション8月限SQ(特別清算指数)の市場推定値は3万2013円86銭。

 業種別では、26業種が上昇、7業種が下落している。INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株や、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株が上昇。JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株や、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株も高い。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株や帝人<3401>、東レ<3402>などの繊維株も堅調。三井不<8801>、三菱地所<8802>などの不動産株や、クレセゾン<8253>、オリックス<8591>などのその他金融株もしっかり。一方、オリンパス<7733>、HOYA<7741>などの精密機器株が下落している。

 個別では、やまみ<2820>、板硝子<5202>、長野計器<7715>、コカコーラ<2579>、日産東HD<8291>などが上昇。半面、円谷FH<2767>、じげん<3679>、グローブライ<7990>、シンクロF<3963>、セグエ<3968>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前10時10分時点で、1ドル=143円台の後半(9日は143円24−26銭)、1ユーロ=157円台の後半(同157円34−38銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社