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国内市況ニュース

日経平均は475円高と大幅反発、積極的に上値を買う動きは限られるも堅調推移=13日後場

2023-07-13 15:23:00.0

 13日後場の日経平均株価は、前日比475円40銭高の3万2419円33銭と大幅に反発して取引を終えた。終値ベースで3万2400円台となるのは、6日(3万2773円)以来、1週間ぶり。朝方は米6月CPI(消費者物価指数)の鈍化を受け、現地12日の欧米株が上昇したことから買いが先行。戻り待ちの売りに押される場面もあったが、株価指数先物に断続的な買いが入り上げ幅を拡大した。後場も堅調に推移し、午後1時13分には、同540円47銭高の3万2484円40銭と、きょうの高値を付けた。その後、積極的に上値を買う動きは限られたが、総じて高値圏で推移した。東証プライムの出来高は11億9918万株、売買代金は3兆2828億円。騰落銘柄数は値上がり1089銘柄、値下がり668銘柄、変わらず78銘柄だった。

 市場では「日柄調整のなかでの戻りを試す動きとみられ、25日移動平均線(13日時点で3万2963円)あたりが上値として意識されそうだ」(中堅証券)との声が聞かれた。

 業種別では、23業種が上昇、10業種が下落した。オリエンタルランド(OLC)<4661>、リクルートH<6098>などのサービス株や、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>などの電気機器株が上昇。オリンパス<7733>、HOYA<7741>などの精密機器株や、武田薬<4502>、中外薬<4519>などの医薬品株も高い。三井物産<8031>、三菱商事<8058>などの卸売株や、NTT<9432>、ソフバンG<9984>などの情報通信株も堅調。バンナム<7832>、任天堂<7974>などのその他製品株や、王子HD<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株もしっかり。一方、ニッスイ<1332>、マルハニチロ<1333>などの水産農林株が下げた。

 個別では、サイゼリヤ<7581>、三協立山<5932>、タナベコン<9644>、宮越HD<6620>、アトラエ<6194>などが上昇。半面、インターアク<7725>、トレファク<3093>、TSIHD<3608>、イオンファン<4343>、ローソン<2651>などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社