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国内市況ニュース

日経平均が558円高と大幅に3日続伸し高値引け、プライム売買代金は4兆円乗せ=12日後場

2023-10-12 15:25:00.0

 12日後場の日経平均株価は、前日比558円15銭高の3万2494円66銭と大幅に3日続伸し、高値で取引を終えた。きのうの好地合いが続き、朝方から半導体関連株などに買いが先行。時間外取引で米株価指数先物が上昇するなか、香港ハンセン指数や中国・上海総合指数も高いことも追い風となった。その後も下値を切り上げる動きが続き、高値引けにつながった。東証プライムの出来高は14億7118万株、売買代金は4兆1765億円だった。売買代金は4日(4兆4588億円)以来、1週間ぶりに4兆円台に乗せた。騰落銘柄数は値上がりが1317銘柄、値下がりが465銘柄、変わらずが55銘柄だった。

 市場では「好決算銘柄が買われたほか、きのう11日からの半導体関連株への物色も続き、3万2000円台を固める動きが期待される」(中堅証券)との声が聞かれた。

 業種別では、28業種が上昇、5業種が下落。ソニーG<6758>、キーエンス<6861>などの電気機器株や、SMC<6273>、ダイキン<6367>などの機械株が上昇。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株や、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株も高い。AGC<5201>、ノリタケ<5331>などのガラス土石株や、武田薬<4502>、中外薬<4519>などの医薬品株も堅調。三井物産<8031>、三菱商事<8058>などの卸売株や、三井不<8801>、三菱地所<8802>などの不動産株もしっかり。一方、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が下落した。

 個別では、FPパートナ<7388>、ローツェ<6323>、サイゼリヤ<7581>、大阪ソーダ<4046>、テクノスJ<3666>などが上昇。半面、リズム<7769>、コスモス薬<3349>、コシダカHD<2157>、トレファク<3093>、ABCマート<2670>などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社