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国内市況ニュース

日経平均は314円程度安、一時下げ渋るも安値圏で推移=2月1日前場

2024-02-01 10:06:00.0

 2月1日午前10時2分すぎの日経平均株価は、前日比314円程度安い3万5972円前後で推移する。現地1月31日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では、政策金利の据え置きを決定。株式市場ではNYダウが5日ぶりに反落、ナスダック総合指数も続落したことから、東京市場も売りが先行した。日経平均は一時、押し目を拾う動きから下げ渋る動きがみられたものの、午前10時00分には、同346円65銭安の3万5940円06銭を付けるなど、安値圏で推移する。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、31日の大阪取引所清算値比495円安の3万5875円だった。

 業種別では、33業種のうち27業種が下落、6業種が上昇している。王子HD<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株や、SMC<6273>、ダイキン<6367>などの機械株が下落。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株や、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株も安い。AGC<5201>、TOTO<5332>などのガラス土石株や、帝人<3401>、東レ<3402>などの繊維株も軟調。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株や、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株も弱い。一方、JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株が高い。

 個別では、あおぞら<8304>、住友ファーマ<4506>、エンプラス<6961>、キャリアデ<2410>、エムスリー<2413>などが下落。半面、テクマト<3762>、きんでん<1944>、中国塗<4617>、システムリサーチ<3771>、化工機<6331>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前10時2分時点で、1ドル=146円台の後半(1月31日は147円65−67銭)、1ユーロ=158円台の半ば(同159円69−73銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社