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国内市況ニュース

日経平均は197円安、後場は軟調に推移し安値圏で終える=20日後場

2023-11-20 15:22:00.0

 20日後場の日経平均株価は、前週末比197円17銭安の3万3388円03銭と反落した。朝方の売りが一巡した後、株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけにプラス転換し上げ幅を拡大。6月19日に付けた取引時間中の今年の高値(3万3772円)を上抜いたが、戻り待ちの売りに上値は重く、再びマイナス圏に沈んだ。後場も売り優勢でスタートし、午後1時2分に同232円51銭安の3万3352円69銭と、きょうの安値を付けた。その後も弱含みの展開で、安値圏で取引を終えた。東証プライム出来高は14億2836万株、売買代金は3兆6754億円。騰落銘柄数は値上がりが521銘柄、値下がりが1110銘柄、変わらず28銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち29業種が下落、4業種が上昇した。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株や、三井金属<5706>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株が下落。浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株や、三井物産<8031>、三菱商事<8058>などの卸売株も安い。大林組<1802>、大和ハウス<1925>などの建設株や、バンナム<7832>、任天堂<7974>などのその他製品株も軟調。三菱倉<9301>、上組<9364>などの倉庫運輸株や、中部電力<9502>、東ガス<9531>などの電気ガス株も弱かった。一方、SOMPOH<8630>、東京海上<8766>などの保険株は上昇した。

 個別では、Wismet<9260>、マツダ<7261>、メイコー<6787>、古野電気<6814>、円谷FH<2767>などが下落。半面、パソナ<2168>、ミダックHD<6564>、テラスカイ<3915>、ギフティ<4449>、オーケストラ<6533>などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社