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国内市況ニュース

日経平均が382円安と大幅反落、プライムの約84%が下落=30日前場

2023-10-30 11:45:00.0

 30日前場の日経平均株価は、前週末比382円21銭安の3万609円48銭と大幅に反落して取引を終えた。朝方から売りが先行し、株価指数先物に、断続的な売りが出たことをきっかけに下げ幅を拡大。午前10時19分には同407円66銭安の3万584円03銭と、前場の安値を付けた。その後は、売られすぎ感から下げ渋る場面も見られたが軟調に推移した。外国為替市場では、ドル・円が1ドル=149円台の半ばと、前週末の水準よりもやや円高方向で推移している。東証プライムの出来高は7億7571万株、売買代金は1兆8539億円。騰落銘柄数は値上がりが225銘柄、値下がりが1404銘柄、変わらず26銘柄で、プライム銘柄の約84%が下落した。

 業種別では、31業種が下落、電気・ガスと電気機器の2業種が上昇。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株や、帝人<3401>、東レ<3402>などの繊維株が安い。浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株や、三井物産<8031>、三菱商事<8058>などの卸売株も下落。武田薬<4502>、中外薬<4519>などの医薬品株や、三井金属<5706>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株弱い。王子HD<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も軟調。一方、中部電力<9502>、東ガス<9531>の電気・ガス株が上昇している。

 個別では、トプコン<7732>、日野自<7205>、スクロール<8005>、スタティアH<3393>、オムロン<6645>などが下落。半面、日清粉G<2002>、大阪ガス<9532>、栗本鉄<5602>、M&A総研<9552>、ips<4390>などが上昇している。

提供:ウエルスアドバイザー社