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国内市況ニュース

日経平均が137円安と4日ぶり反落、プライムの90%近い銘柄が値下がり=13日前場

2023-10-13 11:46:00.0

 13日前場の日経平均株価は、前日比137円90銭安の3万2356円76銭と4日ぶりに反落して取引を終えた。直近3日間で1500円近い上昇となっていた反動や、現地12日の米国株式が反落したことから売りが先行。一時上げ転換する場面もみられたが、戻り待ちの売りに押され、午前9時38分には、同180円86銭安の3万2313円80銭を付けた。その後、時間外取引で米株価指数先物が上昇する一方、13日の取引が開始されたアジア市場で、香港ハンセン指数や、中国・上海総合指数が軟調に推移するなど、まちまちの動きを受け、様子見姿勢が強まったようだ。東証プライムの出来高は7億761万株、売買代金は2兆552億円。騰落銘柄数は値上がりが152銘柄、値下がりが1648銘柄、変わらずが37銘柄で、90%近い銘柄が値下がりした。

 市場では「日経平均株価はきのう12日に、心理的なフシ目の3万2000円を終値で回復したことから、投資家心理が好転し押し目を拾う動きにあるようだ」(中堅証券)との声が聞かれた。

 業種別では、全33業種が下落した。バンナム<7832>、任天堂<7974>などのその他製品株や、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株が下落。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株や、三井不<8801>、三菱地所<8802>などの不動産株も安い。第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株や、オリエンタルランド(OLC)<4661>、リクルートHD<6098>などのサービス株も軟調。武田薬<4502>、中外薬<4519>などの医薬品株や、大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株も弱い。

 個別では、三光合成<7888>、ブックオフH<9278>、CSP<9740>、IRJHD<6035>、サーバーW<4434>などが下落。半面、明光ネット<4668>、PRTIME<3922>、マニー<7730>、ローツェ<6323>、クレハ<4023>などが上昇している。

提供:ウエルスアドバイザー社