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日経平均623円高、心理的なフシ目3万4000円突破で上げ拡大=10日前場

2024-01-10 11:44:00.0

 10日前場の日経平均株価は、前日比623円61銭高の3万4386円79銭と大幅に3日続伸。TOPIX(東証株価指数)は同31.25ポイント高の2444.34ポイントと5日続伸して取引を終えた。朝方から、きのう9日に終値ベースでバブル崩壊後の高値を更新した強い動きが継続。日経平均株価は午前9時24分ごろ、心理的なフシ目の3万4000円を突破したことをきっかけに上げ幅を拡大、11時13分には同639円27銭高の3万4402円45銭を付けている。投資家心理も好転したもようで、株価の上昇を支えたようだ。東証プライム市場の出来高は7億3559万株、売買代金は1兆9549億円。騰落銘柄数は値上がりが1251銘柄、値下がりは354銘柄、変わらず52銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち32業種が上昇、1業種が下落した。オリンパス<7733>、HOYA<7741>などの精密機器株や、バンナム<7832>、任天堂<7974>などのその他製品株が上昇。武田薬<4502>、中外薬<4519>などの医薬品株や、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>などの電気機器株も高い。三井物産<8031>、三菱商事<8058>などの卸売株や、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株も堅調。三井不<8801>、三菱地所<8802>などの不動産株や、SMC<6273>、ダイキン<6367>などの機械株もしっかり。一方、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株が下落している。

 個別では、東エレデバ<2760>、小松マテレ<3580>、壱番屋<7630>、オリンパス<7733>、ネットプロテ<7383>などが上昇。半面、ネクステージ<3186>、ウエルシアH<3141>、三井ES<7003>、レック<7874>、4CHD<8008>などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社