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日経平均は16円安と5日ぶり小反落、高値警戒感の売りに押される=15日後場

2023-06-15 15:30:00.0

 15日後場の日経平均株価は、前日比16円93銭安の3万3485円49銭と5日ぶりに小反落して取引を終えた。朝方は、連騰の反動で売りが先行。午前9時15分には同116円41銭安の3万3386円01銭ときょうの安値を付けた。ただ、買い戻しや押し目を拾う動きなどから上げ転換。午後2時40分すぎまではプラス圏で推移したが、取引終了にかけ、高値警戒感からの売りに押され下落した。為替市場では1ドル=141円30銭前後で、午後に入り円安方向に振れていた。東証プライムの出来高は15億6906万株、売買代金は4兆3825億円。騰落銘柄数は値上がり761銘柄、値下がり1006銘柄、変わらず67銘柄だった。

 市場では「きょうの日経平均株価の動きは上値が重い展開で、高値警戒感から調整入りする可能性もありそう」(中堅証券)と慎重な声が聞かれた。

 業種別では、15業種が下落、18業種が上昇。アステラス薬<4503>、エーザイ<4523>などの医薬品株や、7&iHD<3382>、ファーストリテ<9983>などの小売株が下落。王子HD<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株や、JR東日本<9020>、JR東海<9022>などの陸運株も安い。東電力HD<9501>、関西電力<9503>などの電気ガス株や、日本製鉄<5401>、JFEHD<5411>などの鉄鋼株も軟調。NTT<9432>、ソフバンG<9984>などの情報通信株や、ニッスイ<1332>、マルハニチロ<1333>などの水産農林株も弱かった。一方、大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株が上昇した。

 個別では、TBASE<3415>、ブラス<2424>、テクノスJ<3666>、JPHD<2749>、邦チタ<5727>などが下落。半面、MSOL<7033>。LinkU<4446>、Hamee<3134>、日コンクリ<5269>、ソシオネクス<6526>などが上昇した。

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