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投資信託講座

金融商品を選ぼう

 「投資信託」の知って得するポイント

■ コース変更をしたいのだけど、どうすればいいの?


 投資信託には「為替ヘッジあり」と「為替ヘッジなし」、「分配金受取コース(=一般コース)」と「分配金再投資コース(=自動けいぞく投資コース)」、また通貨選択型では「豪ドルコース」・「円コース」などのコースを選択するファンドがあります。また、業種別、産業テーマ別、地域別、ブル・ベア型などと、いくつかのコースから選択するものもあります。これらのコースは、途中で変えることができるのでしょうか?


(1) ファンド名にコースの名前がついているケース
例:「為替ヘッジあり」・「為替ヘッジなし」、通貨選択型「豪ドルコース」・「円コース」など


投資信託には複数のコースのあるタイプがありますが、一度選択するとコースの変更はできません。コースを変更するには投資信託を解約し、新たに購入する必要があります。

 投資信託には、為替ヘッジの有無などに応じて複数のコースがあり、各コースを選択するタイプがあります。買う時にコースを選ぶことができます。
 各コースはそれぞれが別の投資信託とされており、途中でコースを変えることはできません(新たに買う分は異なるコースを選択することができます)。コースを変更するには投資信託を解約し、新たに購入する必要があります。
 ただ、一部の投資信託では、「スイッチング」ができるものもあります。この場合、購入手数料が無料もしくは割引となります。ただ、解約時に信託財産留保額が徴収される投資信託の場合、スイッチング時にも信託財産留保額や税金はかかりますので注意しましょう。


例えば、「フィデリティ・欧州中小型株」の場合、Aコースが「為替ヘッジあり」、Bコースが「為替ヘッジなし」となっています。この投資信託の場合、購入手数料なしでスイッチング(乗換え)ができます。



(2) ファンド名とは別に設定されたコース
例:「分配金受取コース(=一般コース)」・「分配金再投資コース(=自動けいぞく投資コース)」
 同じ投資信託でも分配金の受け取り方によって2つのコースがあります。ただ、分配金の受け取り方のコースの取り扱いは販売会社によってまちまちです(なかにはどちらか一方のコースしか取り扱っていない販売会社もあります)。そのため、販売会社によってコースの変更ができないこともあります。コースの変更が可能かどうかは投資信託を買った販売会社にあらかじめ問い合わせておきましょう。