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国内市況ニュース

日経平均は11円安と3日続落、積極的に上値を追う動きは限られる=18日後場

2024-01-18 15:28:00.0

 18日後場の日経平均株価は、前日比11円58銭安の3万5466円17銭、TOPIX(東証株価指数)は同4.29ポイント安の2492.09ポイントと、ともに3日続落して取引を終えた。朝方から売りが先行し日経平均株価は、寄り付きに同106円50銭安の3万5371円25銭の安値を付けた後、上げ転換。株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに、上昇幅を拡大する場面もみられた。ただ、短期的な過熱感が解消されていないとの見方が強いようで、積極的に上値を追う動きは限られ、後場に入り軟調な展開となった。東証プライム市場の出来高は14億6267万株、売買代金は3兆9982億円。騰落銘柄数は値上がりが863銘柄、値下がりは729銘柄、変わらずは65銘柄だった。

 市場では「きのうの日経平均株価の日中値幅が大きかっただけに、しばらくは落ち着きどころを探る展開となりそう」(中堅証券)との声が聞かれた。

 業種別では、33業種のうち23業種が下落、10業種が上昇した。JR東日本<9020>、JR東海<9022>などの陸運株や、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株が下落。東電力HD<9501>、東ガス<9531>などの電気ガス株や、信越化<4063>、花王<4452>などの化学株も安い。アステラス薬<4503>、中外薬<4519>などの医薬品株や、伊藤忠<8001>、三井物産<8031>などの卸売株が軟調。オリエンタルランド(OLC)<4661>、リクルートH<6098>などのサービス株や、三井不<8801>、住友不<8830>などの不動産株も弱かった。一方、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株や、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株が上げた。

 個別では、さくら<3778>、新日科学<2395>、JIA<7172>、野村マイクロ<6254>、SREHD<2980>などが下落。半面、日コンクリ<5269>、ローツェ<6323>、日本コークス<3315>、エンプラス<6961>、ニチレキ<5011>などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社