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国内市況ニュース

日経平均は80円高と3日ぶり反発、週末要因もあり様子見=12日後場

2024-04-12 15:19:00.0

 12日後場の日経平均株価が、前日比80円92銭高の3万9523円55銭と3日ぶりに反発。TOPIX(東証株価指数)が同12.68ポイント高の2759.64ポイントと続伸して取引を終えた。現地11日の米国株式市場で、ハイテク株が堅調な値動きを示し、ナスダック総合指数が反発し終値ベースでの史上最高値を更新したことから、買いが先行。日経平均は午前9時3分に、同332円19銭高の3万9774円82銭を付けた。買い一巡後は、戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好となったほか、週末要因もあり、様子見姿勢が強まったもよう。東証プライム市場の出来高は16億3518万株、売買代金は4兆5786億円。騰落銘柄数は値上がりが931銘柄、値下がりは664銘柄、変わらずは57銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち26業種が上昇、7業種が下落した。三井不<8801>、菱地所<8802>などの不動産株や、芙蓉リース<8424>、オリックス<8591>などのその他金融株が上昇。AGC<5201>、住友大阪<5232>などのガラス土石株や、ニッスイ<1332>、マルハニチロ<1333>などの水産農林株も高い。アサヒ<2502>、キリンHD<2503>などの食料品株や、ニデック<6594>、東エレク<8035>などの電気機器株も堅調。浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株や、INPEX<1605>の鉱業株もしっかり。一方、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、ニトリHD<9843>、ファストリテ<9983>などの小売株が安い。

 個別では、ローツェ<6323>、ベルク<9974>、霞ヶ関キャピ<3498>、さくら<3778>、オオバ<9765>などが上昇。半面、新光商<8141>、C&R社<4763>、SHIFT<3697>、佐鳥電機<7420>、三井ES<7003>などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社