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国内市況ニュース

日経平均は215円程度高、買い一巡後は戻り待ちの売りに押される格好=16日前場

2024-05-16 10:05:00.0

 16日午前10時すぎの日経平均株価は、前日比215円程度高い3万8600円前後で推移する。現地15日の米国株式市場で、NYダウが約1カ月半ぶりに終値ベースで史上最高値を更新し、ナスダック総合指数も連日で史上最高値を塗り替えたことを受け、買いが先行。午前9時5分には、同511円80銭高の3万8897円53銭を付けた。ただ、買い一巡後は前日15日と同様に、戻り待ちの売りに押される格好となり、上げ幅を縮小する展開となっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所清算値比325円高の3万8705円だった。

 業種別では、33業種のうち11業種が上昇、22業種が下落している。電通グループ<4324>、リクルートH<6098>などのサービス株や、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>などの電気機器株が上昇。タカラトミー<7867>、任天堂<7974>などのその他製品株や、テルモ<4543>、HOYA<7741>などの精密機器株も高い。大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株や、リンナイ<5947>、ニッパツ<5991>などの金属製品株も堅調。一方、王子HD<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株や、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>などの銀行株が下落。日本製鉄<5401>、JFEHD<5411>などの鉄鋼株や、デンソー<6902>、トヨタ<7203>などの輸送用機器株が下げている。

 個別では、スタティアH<3393>、エムアップH<3661>、化工機<6331>、SREHD<2980>、ニッパツ<5991>などが上昇。半面、新光商<8141>、曙ブレキ<7238>、ネットプロテ<7383>、Eギャランテ<8771>、ヤマシンF<6240>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前10時時点で、1ドル=153円台の後半(15日は156円09−11銭)、1ユーロ=167円台の半ば(同168円97銭−169円01銭)と、前日よりも円高方向で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社