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国内市況ニュース

日経平均は333円程度安と大幅続落、株価指数先物にまとまった売りで下げ幅拡大=17日前場

2023-08-17 10:07:00.0

 17日午前10時3分すぎの日経平均株価は、前日比330円程度安い3万1437円前後で推移する。きのう16日に大幅反落し、現地16日の米国株式が続落したこともあり、引き続き売り優勢で取引を開始。株価指数先物にまとまった売りが出たことをきっかけに下げ幅を拡大。午前9時39分には、同349円35銭安の3万1417円47銭を付けている。その後は、安値圏でのもみ合いとなっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所清算値比40円安の3万1690円だった。

 業種別では、31業種が下落、不動産と金属製品の2業種が上昇している。オリンパス<7733>、HOYA<7741>などの精密機器株や、三井物産<8031>、三菱商事<8058>などの卸売株が下落。日本製鉄<5401>、JFEHD<5411>などの鉄鋼株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も安い。王子HD<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株や、SMC<6273>、ダイキン<6367>などの機械株も軟調。出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、三菱倉<9301>、上組<9364>などの倉庫運輸株も弱い。一方、三井不<8801>、三菱地所<8802>などの不動産株が上昇している。

 個別では、Appier<4180>、Ubicom<3937>、メドピア<6095>、エンプラス<6961>、ペッパー<3053>などが下落。半面、三栄建築<3228>(監理)、ヨシックスH<3221>、イオンファン<4343>、オープンハウス<3288>、Pアルファ<4071>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前10時3分時点で、1ドル=146円台の前半(16日は145円36−38銭)、1ユーロ=159円台の前半(同158円77−81銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社