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国内市況ニュース

日経平均は95円安と4日ぶり反落、売り一巡後は下げ渋る動き=16日後場

2023-11-16 15:22:00.0

 16日後場の日経平均株価は、前日比95円29銭安の3万3424円41銭と4日ぶりに反落して取引を終えた。きのう15日に今年最大の上げ幅(823円)を記録した反動で、利益確定売りが先行。売り圧力が強まり、午前11時14分には同285円86銭安の3万3233円84銭と、きょうの安値を付けた。後場に入り、下げ渋る動きがみられ同50円安程度まで下げ幅を縮小する場面もみられた。東証プライム出来高は14億5188万株、売買代金は3兆7183億円。騰落銘柄数は値上がりが410銘柄、値下がりが1210銘柄、変わらず39銘柄だった。

 市場では「下値では押し目を拾う動きが出て、下げ幅縮小の動きにつながったようだ」(中堅証券)との声が聞かれた。

 業種別では、33業種のうち24業種が下落、9業種が上昇した。7&iHD<3382>、ファーストリテ<9983>などの小売株や、アステラス薬<4503>、エーザイ<4523>などの医薬品株が下落。アサヒ<2502>、キリンHD<2503>などの食料品株や、大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株も安い。ニッスイ<1332>、マルハニチロ<1333>などの水産農林株や、王子HD<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株も軟調。JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株や、三井物産<8031>、三菱商事<8058>などの卸売株も弱かった。一方、富士石油<5017>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株が上昇した。

 個別では、ケミコン<6997>、エムアップH<3661>、アトラエ<6194>、石原ケミカル<4462>、フロンティM<7038>などが下落。半面、JBR<2453>(監理)、リクルートH<6098>、パソナ<2168>、富士通ゼネラル<6755>、ライドリC<2585>などが買われた。

提供:ウエルスアドバイザー社