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投資信託講座

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 投資信託の選び方

■ 投資は「自己責任」


 投資を行う上で、忘れてはならないのが「自己責任」の原則です。1996年の「金融ビッグバン」で、みなさん一人一人が資本市場に参加しやすくなったかわりに、参加するみなさんには「成功しても失敗しても、自分の責任は自分でとる」というルールが徹底されました。


投資するときにみなさんが、取引の投資判断を誤り、損失を受けたとしてもそれは全てみなさん自身が負担するという原則のことを「自己責任」といいます。

 「自己責任」を簡単に言えば、自分で考えて行動し、その結果についての責任も自分で負う、ということです。銀行預金と異なり、常に「危険性」の伴う証券取引においては、どこに「危険性」があるかを知り、その「危険性」を避けるために何が必要で、何をすればよいかを、みなさんが自分で考えて自分で決めなければなりません。

 もちろん、この自己責任が成り立つためには、資本市場の公正性が確保されていなければなりません。このため、「投資家保護」、「情報開示(ディスクロージャー)」、販売する側の「説明責任」などの法制度も整備されつつあります。

 これからは、預貯金にお金を寝かせておくにしても、積極的に運用するにしても、その商品の特徴を理解しておくことが必要です。基本的な特徴をつかんでおくと、この金融商品は「景気が悪くなっても大丈夫そうだ」、とか、「この金融商品は、株式の性格が強そうだ」といった見方ができるようになります。また、特徴がよく理解できない場合は、その金融商品に手を出さないことが賢明です。