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投資信託講座

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 投資信託の選び方

■ 投資信託は長期保有が原則


 投資信託へ投資するなら長期に保有したほうがよいとよくいわれますが、なぜでしょうか?その理由は、長期で投資することによって、いくつかのメリットを受けることができるからです。さあ、時間を味方につけて運用成果を高めていきましょう


長期保有のメリット
 (1) 長期保有は複利の力を取り込むことができます。
 (2) 長期に保有すると運用のリスク(値動きの幅)が縮まります。
 (3) 長期保有はコストの負担を軽くできます。


(1) 長期保有は複利の力を取り込むことができます。
 長期で運用する最大のメリットは、複利の力を最大限に発揮できるという点です。これは長い期間、投資を続けていると、途中に発生する利子や分配金などを再投資することができ、利子や分配金にも利息をつけることができるためです。このように長期投資は複利の効果を最大限に取り込むことができます。


(2) 長期に保有すると運用のリスク(値動きの幅)が縮まります。
 投資信託を5年、10年と長く持ち続けると、値動きの幅(リスク)が縮まってくることが知られています。値動きの幅が縮まるということは、安定した運用が行われるということです。長期に保有した方が、リスクの管理が行いやすいといえるのです。


投資信託は長期保有が原則

横軸が投資した期間、緑の線がその期間中で最もよかった運用成績、
ピンク色の線がその期間中で最も悪かった運用成績です。
緑とピンク色の線の幅が広ければ広いほど、その期間内の値動きが大きいことを示します。
長期で持てば持つほど、緑の線とピンク色の線の差は縮まり、値動きが小さくなっていることがわかります。


(3) 長期保有はコストの負担を軽くできます。
 長期に投資信託を保有するメリットの一つには、購入時、解約時にかかってくる手数料の負担を軽減する効果もあげられます。投資信託の購入手数料が3%だったとしましょう。運用期間がわずか1年だとせっかく出た収益に与えるマイナスの影響は3%ですが、運用期間が3年だと3年平均にならされ1%となります。このように長期で保有すればマイナスの影響は縮小していきます。