ファンドレーティング情報

「日興レジェンド・イーグル・ファンド(資産成長コース)」が159カ月目で初の5ツ星、世界の割安株に投資、金保有で守りも

2025-12-10

 ウエルスアドバイザーでは毎月、原則として運用実績3年以上の国内公募追加型株式投信を対象にファンドレーティングを付与している。2025年11月末時点でレーティング付与対象ファンドは4,373本と前月から15本減少した。このうち同月末時点において純資産残高が10億円以上、かつ前月とカテゴリーが同一のファンド(以下、同条件)は3,433本あり、その内訳はレーティング新規7本、上昇203本、変わらず3,005本、低下218本となった。以下、同条件でレーティングが5ツ星に上昇したファンド、及び運用開始から3年が経過してレーティングが初めて付与されたファンドの中から注目のファンドを取り上げる。

「日興レジェンド・イーグル・ファンド(資産成長コース)」、5年トータルリターンは上位23%

 同条件でレーティングが5ツ星に上昇したファンドは39本ある。今回は、アムンディ・ジャパンの「日興レジェンド・イーグル・ファンド(資産成長コース)」を取り上げる。レーティングは、前月の4ツ星から上昇し、2012年9月の付与開始から159カ月で初の5ツ星となった。

 同ファンドは実質的に、日本を含む世界の企業の中から、本来の価値(本源的価値)と比べて割安であると判断した企業の株式に投資する。併せて、株式と動きが異なる金(金ETFや金関連株式)に5~20%程度保有して、株式市場の不測の事態に備える。2025年10月末時点の資産別配分比率は、米国株式40.0%、欧州株式19.9%、日本株式6.1%、その他株式14.2%、金関連14.2%などとなっている。

 同年11月末時点の過去5年間のトータルリターン(年率)は19.44%とカテゴリー「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」平均を4.54%上回り、カテゴリー内上位23%(235本中第54位)となっている。

 なお、同シリーズの「毎月決算コース」も前月の4ツ星から上昇し、2014年3月の付与開始から141カ月目で初の5ツ星となった。

(図表)「日興レジェンド・イーグル・ファンド(資産成長コース)」のレーティングの推移

折れ線グラフ

※期間:2012年9月~2025年11月

「ティー・ロウ・プライス 米国オールキャップ株式ファンド」、3年トータルリターンは上位32%

 運用開始から3年が経過してレーティングが初めて付与された7本に5ツ星はなかった。今回は4ツ星を獲得したティー・ロウ・プライス・ジャパンの「ティー・ロウ・プライス 米国オールキャップ株式ファンド」を取り上げる。

 同ファンドは実質的に、米国企業の中から、成長性が高いと判断した企業やその本質的価値と比較して過小評価されていると判断した企業の株式に投資する。25年10月末時点で90銘柄を組み入れており、組入上位銘柄は、『エヌビディア』8.6%、『マイクロソフト』7.4%、『アップル』7.0%などとなっている。

 同年11月末時点の過去3年間のトータルリターン(年率)は26.14%とカテゴリー「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」平均を4.51%上回り、カテゴリー内上位32%(287本中第89位)となっている。

ファンドレーティングとは

 ウエルスアドバイザーでは、3年以上の運用実績を有するファンド(注1)に対して、定量データに基づき5段階のファンドレーティングを付与している。具体的には、あるファンドが同じカテゴリー(「国内大型ブレンド」など)に属するファンド群と比較して、運用効率(シャープレシオ:注2)が高ければ星の数が多くなる仕組みで、最上位は5ツ星である。レーティングは、直近3年間、5年間、10年間のほか、それらのより長期のレーティングが重視されるよう加重平均した「総合」を公表している。

注1:国内公募追加型株式投信(確定拠出年金向けファンド及びラップ口座専用ファンド、ETF等を含む)が対象。
注2:リスク調整後のリターンを計る指標。2つのファンドが同じリターンであれば、リスク(リターンのブレ幅)が小さい方がシャープレシオの値が高くなる。同様に、同じリスク(〃)であれば、リターンが高い方がシャープレシオの値が高くなる。厳密には、弊社が独自に算出する「カテゴリー内リターン」と「カテゴリー内リスク」によってリスク調整後のリターンのスコアを測定し、レーティングを付与している。

直近記事 一覧はこちら

バックナンバー

PR

投資信託のウエルスアドバイザー

投資信託学習コンテンツ