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国内市況ニュース

日経平均は374円安と3日ぶり大幅反落、値下がり銘柄は1200超に=20日前場

2023-07-20 11:46:00.0

 20日前場の日経平均株価は、前日比374円15銭安の3万2521円88銭と3日ぶりに大幅反落した。午前11時28分には、同391円27銭安の3万2504円76銭を付けるなど、安値圏で取引を終えた。25日移動平均線(19日時点で3万2965円)や、心理的なフシ目の3万3000円を視野に捉え、朝方から売りが先行した。また、現地19日の時間外取引で、決算発表を終えたテスラやネットフリックスが下落したことも重しとなった。外国為替市場で、円がドルやユーロに対して円高方向に振れていることも意識されたようだ。東証プライムの出来高は5億8276万株、売買代金は1兆5805億円。騰落銘柄数は値上がり538銘柄、値下がり1213銘柄、変わらず84銘柄だった。

 市場では「株価指数は荒い動きが続くとみられ、落ち着きどころを探る展開となりそう。バリュエーション的に割安感のある銘柄の押し目を拾うなど、個別株で対応したい」(中堅証券)との声が聞かれた。

 業種別では、25業種が下落、8業種が上昇した。オリンパス<7733>、HOYA<7741>などの精密機器株や、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>などの電気機器株が下落。第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株や、SMC<6273>、ダイキン<6367>などの機械株も安い。ニッスイ<1332>、マルハニチロ<1333>などの水産農林株や、オリエンタルランド(OLC)<4661>、リクルートH<6098>などのサービス株も軟調。浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株や、武田薬<4502>、中外薬<4519>などの医薬品株も弱い。一方、日本製鉄<5401>、JFEHD<5411>などの鉄鋼株が上昇した。

 個別では、さくら<3778>、レーザーテク<6920>、DDグループ<3073>、航空電子<6807>、アドバンテスト<6857>などが下落。半面、クリレスHD<3387>、ブロンコB<3091>、ヨシムラFH<2884>、NJS<2325>、TBASE<3415>などが上昇している。

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