家電量販店大手のビックカメラ<3048.T>が日足で１０日に５日線と２５日線のミニ・デッドクロス（ＤＣ）を形成したものの、その後切り返し１４日には前日比１５円高と続伸して１５００円台に接近してきた。わずかではあるが終値で２５日移動平均線を抜いており、右上がりの２５日線に５日線が下から接近している。２本の移動平均線のカイ離幅も１７円程度まで縮小していることから、今度は反対に５日線と２５日線のミニ・ゴールデンクロス（ＧＣ）形成が射程圏内に入っており、目先リバウンド局面入りとなりそうだ。

　２４年８月期連結業績は経常利益で前期比２９％の増益見通しである。

提供：ウエルスアドバイザー社

　プレミアムＷ<2588.T>は７日、連結子会社のプレミアムウォーター富士が、ビックカメラ<3048.T>グループのビックライフソリューションが展開する宅配水サービス「ｐｕｈｈａ」と、浄水型ウオーターサーバー「ＴＡＰＵＲＩ」を６月２８日付けで事業継承すると発表した。

　今回、プレミアムウォーター富士がビックカメラグループから同サービスを引き継ぐことで、生産性のさらなる向上を実現するため、事業継承を決めた。

　７日終値は、前営業日比５円安の３０３０円。

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　ＩＤＯＭ<7599.T>
　ストップ高。今２月期の連結営業利益予想は前期比２６％増の２０３億円。

　テラスカイ<3915.T>
　ストップ高カイ気配。今２月期の連結営業利益は９．１億円（前期比７３％増）を目指す。

　インターアク<7725.T>
　急伸。今５月期の連結業績予想を引き上げ。イメージセンサー検査関連製品が好調。

　ビックカメラ<3048.T>
　年初来高値。今８月期の連結業績と配当計画を上方修正した。

　ＧＲＣＳ<9250.T>
　ストップ高カイ気配。今１１月期第１四半期（昨年１２月−今年２月）の連結営業損益は０．９億円の黒字（前年同期は１億円の赤字）に浮上。

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　ビックカメラ<3048.T>が３日続急伸。一時１７９円高の１６１７円を付け、連日で年初来高値を更新した。前週末１２日引け後、２４年８月期の連結業績予想の上方修正と、期末配当予想の増額を明らかにし、好感された。

　２４年８月期業績予想で、売上高を８９７５億円から９０４０億円（前期比１０．８％増）に、営業利益を１５８億円から１９５億円（同３７．２％増）に引き上げた。第２四半期累計（２３年９月−２４年２月）の決算において、主に携帯電話販売代理店事業で、２３年１２月の新たな端末の割引上限規制を含む、電気通信事業法改正前の駆け込み需要が発生。それによる上ブレ着地や、今後のインバウンド需要回復などを織り込んだ。期末配当予想は、従来の９円から１２円（前期実績１０円）に増額。第２四半期末の９円（同５円）と合わせた年間配当は２１円（同１５円）となる見込み。

　午前１１時１８分時点の株価は、前週末比１７６円高の１６１４円。

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