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＜新興国ｅｙｅ＞トルコ３月ＣＰＩ、前年比５０．５１％上昇に減速、予想下回る（２）

2023/04/11 09:48

（１）からつづく

　セクター別（前月比）では、教育が６．３％上昇と、最も高く、次いで、ホテル・カフェ・レストランが３．８５％上昇、食品・清涼飲料水は３．８４％上昇、レクリエーション・文化は２．８６％上昇、家具・生活用品は２．７３％上昇、どのカテゴリーにも入らないその他商品・サービスは２．６８％上昇となり、全体の伸び（２．２９％上昇）を上回った。このほか、ヘルス（薬局・美容）は１．９８％上昇、住宅（光熱費や修理費）も１．９８％上昇、運輸は０．６３％上昇、通信は０．５８％上昇。対照的に、最も低い伸びとなったのはアパレル・靴の１．９２％低下、次いでアルコール飲料・たばこの０．０５％低下だった。

　また、全体指数から値動きの激しい食品やエネルギーなどを除いたコアＣＰＩ（グループＣ）も前年比４７．３６％上昇と、２月の同５０．５８％上昇から伸びが２カ月連続で減速、２２年２月（４４．０５％）上昇以来、１年１カ月ぶりの低い伸びとなった。

　セクター別の前年比（全体指数）は、ホテル・カフェ・レストランが７０．７３％上昇（前月は７４．３４％上昇）と、最も高い伸びとなった。次いで、食品・清涼飲料水が６７．８９％上昇（同６９．３３％上昇）、ヘルスは６４．６８％上昇（同７０．０８％上昇）、住宅が５６．１２％上昇（同５５．９１％上昇）、家具・生活用品は５３．３５％上昇（同５４．１１％上昇）となり、全体の伸び（５０．５１％上昇）を上回った。

　このほか、レクリエーション・文化は４７．３５％上昇（同４７．２４％上昇）、どのカテゴリーにも入らないその他商品・サービスは４７．２５％上昇（同５０．４１％上昇）、教育は４３．８１％上昇（同４４．１５％上昇）、アルコール飲料・たばこは４３．７５％上昇（同４９．２９％上昇）、通信は３２．４３％上昇（同３６．４４％上昇）、運輸は２８．７１％上昇（同４４．９１％上昇）。対照的に、アパレル・靴は１７．２７％上昇（同２１．６９％上昇）と、最も低い伸びとなった。

＜関連銘柄＞
　上場ＭＳエマ<1681>

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（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）