ファンドレーティング情報

「東京海上・宇宙関連株式ファンド(為替ヘッジなし)」、付与開始50カ月目で初の5ツ星

2025-11-19

 ウエルスアドバイザーでは毎月、原則として運用実績3年以上の国内公募追加型株式投信を対象にファンドレーティングを付与している。2025年10月末時点でレーティング付与対象ファンドは4,388本と前月から23本減少した。このうち同月末時点において純資産残高が10億円以上、かつ前月とカテゴリーが同一のファンド(以下、同条件)は3,409本あり、その内訳はレーティング新規5本、上昇163本、変わらず3,049本、低下192本となった。以下、同条件でレーティングが5ツ星に上昇したファンドから注目のファンドを取り上げる。なお、運用開始から3年が経過してレーティングが初めて付与されたファンドについては、該当する5ファンドの中に5ツ星が1本あったが、インデックスファンドであるため、今回は取り上げない。

「東京海上・宇宙関連株式ファンド(為替ヘッジなし)」、5年リターンはカテゴリー内上位3%

 同条件でレーティングが5ツ星に上昇したファンドは31本ある。今回は、東京海上アセットマネジメントの「東京海上・宇宙関連株式ファンド(為替ヘッジなし)」とニッセイアセットマネジメントの「ニッセイ・メタバースワールド(予想分配金提示型)」の2ファンドを取り上げる。

「東京海上・宇宙関連株式ファンド(為替ヘッジなし)」は、2021年9月のレーティング付与開始から50カ月目で初の5ツ星となった。

 同ファンドは実質的に、日本を含む世界の上場企業の中から、成長が期待される宇宙関連企業の株式に投資する。宇宙関連企業については、ロケット等の輸送機や衛星の製造、打ち上げサービス、衛星や地上設備の運営、衛星データを活用した通信・情報サービス、関連ソフトウエア、その他周辺ビジネス等の提供を行う企業としている。2025年9月末時点で組入上位国は、アメリカ74.6%、日本7.1%、フランス5.6%などとなっている。

 2025年10月末時点の過去5年間のトータルリターン(年率)は28.77%とカテゴリー「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」平均を11.45%上回り、カテゴリー内上位3%(234本中第5位)となっている。

(図表)「東京海上・宇宙関連株式ファンド(為替ヘッジなし)」のレーティングの推移

折れ線グラフ

※期間:2021年9月~2025年10月

「ニッセイ・メタバースワールド(予想分配金提示型)」は付与開始から8カ月目で初の5ツ星

 「ニッセイ・メタバースワールド(予想分配金提示型)」は今年3月の付与開始から8カ月目で初の5ツ星となった。

 同ファンドは実質的に、日本を含む世界の上場企業の中から、メタバース関連事業を展開する企業の株式に投資する。毎月決算を行い、原則として、決算日の前営業日の基準価額の水準に応じて分配金を決定する。2025年10月末時点で45銘柄を組み入れており、組入比率上位銘柄は、『エヌビディア』9.6%、『ブロードコム』9.6%、『メタ・プラットフォームズ』7.0%などとなっている。

 同月末時点の過去3年間のトータルリターン(年率)は34.78%とカテゴリー「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」平均を15.6%上回り、カテゴリー内上位6%(285本中第16位)となっている。

ファンドレーティングとは

 ウエルスアドバイザーでは、3年以上の運用実績を有するファンド(注1)に対して、定量データに基づき5段階のファンドレーティングを付与している。具体的には、あるファンドが同じカテゴリー(「国内大型ブレンド」など)に属するファンド群と比較して、運用効率(シャープレシオ:注2)が高ければ星の数が多くなる仕組みで、最上位は5ツ星である。レーティングは、直近3年間、5年間、10年間のほか、それらのより長期のレーティングが重視されるよう加重平均した「総合」を公表している。

注1:国内公募追加型株式投信(確定拠出年金向けファンド及びラップ口座専用ファンド、ETF等を含む)が対象。
注2:リスク調整後のリターンを計る指標。2つのファンドが同じリターンであれば、リスク(リターンのブレ幅)が小さい方がシャープレシオの値が高くなる。同様に、同じリスク(〃)であれば、リターンが高い方がシャープレシオの値が高くなる。厳密には、弊社が独自に算出する「カテゴリー内リターン」と「カテゴリー内リスク」によってリスク調整後のリターンのスコアを測定し、レーティングを付与している。

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