◎みずほ証券（３段階・買い＞中立＞アンダーパフォーム）

　住友ファーマ<4506.T>――「アンダーパフォーム」→「中立」、８７０円→４００円

　小田急<9007.T>――「アンダーパフォーム」→「中立」、１５００円→１７５０円

◎岩井コスモ証券（５段階・Ａ＞Ｂ＋＞Ｂ＞Ｂ−＞Ｃ）

　あさひ<3333.T>――新規「Ａ」、１７００円

提供：ウエルスアドバイザー社

　２日午前１１時３分すぎの日経平均株価は、前日比１５３円程度高い３万９９５６円前後で推移する。朝方から買いが先行し、午前９時２９分には、同３４７円９６銭高の４万１５１円０５銭を付けた。ただ、買い一巡後は、戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好にあるようだ。為替市場では１ドル＝１５１円７０銭で、朝方の水準よりもやや円安に振れている。

　日経平均採用銘柄では、値上がり率の上位に、ＳＵＭＣＯ<3436.T>、住友鉱<5713.T>、ルネサス<6723.T>、東エレク<8035.T>、荏原<6361.T>がランクイン。値下がり率上位には、ＺＯＺＯ<3092.T>、小田急<9007.T>、楽天グループ<4755.T>、ファナック<6954.T>、オムロン<6645.T>が入っている。

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　２６日午前１１時６分すぎの日経平均株価は、前日比７５円程度安い４万３３８円前後で推移する。午前９時５分には、同１０５円６９銭安の４万３０８円４３銭を付けている。売り一巡後は押し目を拾う動きから上げ転換する場面もみられたが、利益確定売りに上値が重いもよう。為替市場では１ドル＝１５１円３０銭台で、朝方の水準からはやや円高方向にある。

　日経平均採用銘柄では、値下がり率の上位に、東急<9005.T>、日産自<7201.T>、ニトリＨＤ<9843.T>、ＪＰＸ<8697.T>、小田急<9007.T>がランクイン。値上がり率上位には、ＩＨＩ<7013.T>、富士電機<6504.T>、三菱倉<9301.T>、日製鋼<5631.T>スクリン<7735.T>が入っている。

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　配車アプリを使ったタクシー利用が浸透している。専用車両を導入する動きもあり、関連サービスの市場成長が勢いづきそうだ。

＜大和自交は専用車導入＞

　タクシーの配車アプリは利用者と事業者の双方が効率的にマッチングできる。運転手不足が深刻化する中で需要が伸び、決済までスマホで完結する利便性も評価を集めている。

　また、一般ドライバーが送迎する「ライドシェア」の解禁が視野に入ることも、配車アプリには追い風だ。世界的にライドシェアの市場規模は急拡大しており、日本でも大きな経済効果が見込まれる。

　大和自動車交通<9082.T>などは直近、配車アプリ「Ｓ．ＲＩＤＥ」の専用車両の運行する方針を明らかにした。Ｓ．ＲＩＤＥはソニーグループ<6758.T>の関連会社でアプリを手掛ける企業。大和自交も出資している。

＜ＤｅＮＡやＦＩＧマーク＞

　ディー・エヌ・エー（＝ＤｅＮＡ）<2432.T>の持分法適用会社のＧＯのアプリも多くのユーザーを擁し、第一交通産業<9035.T>をはじめ、神奈川中央交通<9081.T>や小田急電鉄<9007.T>のタクシー事業と提携している。株式上場を目指し、ＤｅＮＡの買い材料になっている。

　このほか、タクシーの配車や決済サービスを手掛けるＦＩＧ<4392.T>や、配車システムのＪＶＣケンウッド（＝ＪＶＣＫＷ）<6632.T>も見逃せない。乗り換えアプリでＳ．ＲＩＤＥと提携しているジョルダン<3710.T>もマークしておきたい。

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