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2024-04-19 16:01:00.0
2024-04-19 16:01:00.0
4月は株主優待実施銘柄が少なく、特定銘柄へ関心が集中しやすい傾向がある。今年は大人気優待銘柄であるくら寿司<2695.T>が内容を改悪していることから、妙味は一層後退。投資家の注目度が低下する中で、隠れた有力株を探りたい。
<くら寿司「改悪」も上位キープ>
くら寿司の優待は食事券で、100株以上保有で2500円分を進呈する。昨年まで紙の優待券から電子チケットへの移行を促進するために、電子チケットでの受け取りを選択すれば5000円分が加算されていたが、電子化が進んだことでその額を半減した。
本業面では回転すしブームの様相を呈しており、くら寿司は「ビッくらポン!」の人気もあって特に好調。優待券内容を見直したことで、総合利回り(優待を現金換算して配当と合算し算出)は1%にも満たない(配当は10月期末一括で20円の予想)。ただ、それでも4月物の中では魅力度ランキング上位をキープしそうだ。
<テンポスHD食事券は使い勝手よし、総合利回りでヤーマンも>
中古ちゅう房機器のテンポスホールディングス<2751.T>は、傘下のあさくま<7678.T>グループを含む自社協力企業で使える食事券を、100株以上の保有で8000円分(1000円×8枚)進呈する。協力企業は全国にあり使い勝手が良く、なおかつ使用制限がないことがポイントだ(くら寿司の優待券は会計額の50%分まで)。
なお、グループ企業でテンポスHDの優待券が使用できるあさくまも、1月権利確定で優待を実施している。17日に年1回だった株主優待を年2回するなどの拡充を発表している。
一般的な優待人気銘柄としては、自社商品の伊藤園<2593.T>、ラーメン券のギフトホールディングス<9279.T>なども挙げられるが、ここでは家庭用美容機器のヤーマン<6630.T>をクローズアップしたい。
ヤーマンは100株以上の保有で自社直営店、直販Webサイトで利用できる5000円の割引券を進呈している。5000円内で購入できる商品は少ないものの、総合利回りに換算すると約6%と高水準だ。また、保有年数によって取得できる優待券の額が増額される。業績面では苦しい状況にあるものの、長期で回復を待ちつつ優待を楽しむ選択も悪くない。
<余裕あれば少額投資のIKKHDを>
ゲストハウス型婚礼施設を展開するアイ・ケイ・ケイホールディングス(=IKKHD)<2198.T>の優待は、お菓子や特選ギフトなど。100株以上の保有で2000円相当を進呈し、総合利回りは5.4%(配当は10月末一括)だ。最低投資金額が8万円台と少なく済むため、4月の優待パッケージに余裕がある場合は追加しても損はない。
株主優待の中で人気の高いクオカードなどの金券を進呈する銘柄には特段魅力的なものはなく、優待クロス(優待目的に現物の買いと信用の新規売りを同時に発注する方法)の際の逆日歩リスクもあることから、4月分はあえて権利を取る必要性は薄い。
4月の権利付き最終売買日は、月末締めの企業の場合で25日だ。
(小泉健太)
提供:ウエルスアドバイザー社
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2024-04-18 16:20:00.0
2024-04-18 16:20:00.0
HPCシス<6597.T>
大幅高で4日ぶり反発。マルチ(画像処理装置)など高集積化された小型のスーパーコンピューターを一般的なオフィスや研究室でも運用可能なものにする、新たな製品群「水冷式HPC−AIシリーズ」を開発した。5月下旬に発売する予定。
ベースフード<2936.T>
4日ぶり反発。完全栄養食「BASE FOOD」から、1食で1日に必要な栄養素の3分の1を摂ることができるパンケーキ「BASE Pancake Mix」を24日に発売する。事前に実施した調査では、「BASE FOOD」の中で過去最高レベルのおいしさだったという。
あさくま<7678.T>
大幅高で6日ぶり反発。株主優待制度を拡充し、実施回数を年1回から年2回に増やす。新たに始まる7月末日基準日の優待では、100株以上を保有する株主を対象に3万円相当の「あさくまおせち」などの商品を抽選で贈呈し、抽選に漏れた株主には3000円分の食事券を贈る。1月末日基準日の優待は食事券4000円分で変更なし。
トスネット<4754.T>
年初来高値更新。行動認識技術を基にしたAI(人工知能)警備システム「AI Security asilla」の開発・販売を手掛けるアジラ(東京都町田市)と業務提携する。今後、同社が同システムの利用拡大に取り組むとともに、次世代セキュリティーシステムの構築を図る。
☆上記の記事には未確認情報が含まれています。
提供:ウエルスアドバイザー社
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2024-04-18 11:55:00.0
2024-04-18 11:55:00.0
ダイドー<3205.T>―24年3月末時点で同社株の議決権32.2%を保有するストラテジックキャピタルは、6月の株主総会で取締役6名の選任を求める株主提案権を行使する書面を発送。
あさくま<7678.T>―株主優待制度の拡充を材料視。
JESCOH<1434.T>―子会社JESCOネットワークシステムが、東京都中野区の文化複合施設本館の非常用発電設備の改修工事を受注。
カラダノート<4014.T>―高い営業スキルの早期習得を促す支援ツール「テレマーケティングAI(人工知能)アシスタント」を開発。
アテクト<4241.T>―24年3月期の連結業績予想を下方修正。
◎未確認情報などが含まれており、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:ウエルスアドバイザー社
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2024-04-18 07:49:00.0
2024-04-18 07:49:00.0
▽アダストリア<2685.T>、ウェルカム(東京都目黒区)が運営するTODAY’S SPECIAL事業およびGEOROGE’S事業を、吸収分割により承継する会社を子会社化
▽ユニバ園芸<6061.T>、18日取引開始前のToSTNeT−3において上限5万2000株(自己株を除く発行済み株式数の1.10%)を買付け
▽アテクト<4241.T>、24年3月期の連結業績予想を下方修正
▽亀田菓<2220.T>、24年3月期の連結業績予想を引き下げ
▽ハウス食G<2810.T>、27年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表。売上高3600億円(24年3月期計画は3028億円)、営業利益270億円(同200億円)を目指す。新たな経営指標としてROIC(投下資本利益率)を導入
▽デンカ<4061.T>、米国のクロロプレンゴム製造施設に対するアメリカ環境保護庁による新規制適用の発表
▽富士フイルム<4901.T>、24年3月期の連結営業利益予想を下方修正。新型コロナワクチンのキャンセルフィーが想定を下回った
▽SHINKO<7120.T>、24年3月期の連結営業利益予想を引き下げ
▽あさくま<7678.T>、株主優待制度を拡充
▽八洲電機<3153.T>、24年3月期業績予想を修正
▽ホーブ<1382.T>、いちご新品種の品種登録出願
▽トスネット<4754.T>、アジラとの業務提携
▽JクラフトH<7135.T>、固定資産の譲渡と特別利益の計上
▽主な業績予想の修正=タクマ<6013.T>
提供:ウエルスアドバイザー社
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2024-04-17 16:17:00.0
2024-04-17 16:17:00.0
▽ハウス食G<2810.T>、27年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表。売上高3600億円(24年3月期計画は3028億円)、営業利益270億円(同200億円)を目指す。新たな経営指標としてROIC(投下資本利益率)を導入。
▽デンカ<4061.T>、米国のクロロプレンゴム製造施設に対するアメリカ環境保護庁による新規制適用の発表。
▽富士フイルム<4901.T>、24年3月期の連結営業利益予想を下方修正。新型コロナワクチンのキャンセルフィーが想定を下回った。
▽SHINKO<7120.T>、24年3月期の連結営業利益予想を引き下げ。
▽亀田菓<2220.T>、特別損失の計上と通期業績予想の修正を発表。
▽あさくま<7678.T>、株主優待制度を拡充。
▽八洲電機<3153.T>、24年3月期業績予想を修正。
▽ホーブ<1382.T>、いちご新品種の品種登録出願。
▽トスネット<4754.T>、アジラとの業務提携。
▽JクラフトH<7135.T>、固定資産の譲渡と特別利益の計上を発表。
▽主な業績予想の修正=タクマ<6013.T>
*午後4時00分時点
提供:ウエルスアドバイザー社