セキュア<4264.T>が大幅高で５日続伸。一時は前日比４５２円高の２８７８円を付けた。１４日大引け後、２４年１２月期業績予想について利益面の上方修正を発表し好感された。

　連結売上高予想は従来の６２億５０００万円（前期比２０．４％増）を据え置き、営業利益を２億５０００万円から３億円（同５９．６％増）に、純利益を１億９０００万円から２億３０００万円（同３６．３％増）に引き上げた。

　同社は入退室管理システム、監視カメラシステム、画像解析サービスなどを手掛ける。今回、１月に完全子会社化したジェイ・ティー・エヌの統合に関して、費用などの見積もりを踏まえ、利益面を見直した。

　なお、足元の業績は好調に推移しており、同時に発表した第１四半期売上高は１７億９１００万円（前年同期比２２．５％増）、営業利益は２億５２００万円（同６５．８％増）、純利益は１億９８００万円（同５７．１％増）だった。通期予想に対する第１四半期営業利益の進ちょく率は８４．０％、純利益は８６．１％と高い。

　午前１１時９分時点の株価は、前日比３３４円高の２７６０円。

提供：ウエルスアドバイザー社

　セキュア<4264.T>が連日の年初来高値更新。一時は前日比３３円高の１９３０円を付けた。２４日大引け後、ＮＶＩＤＩＡ　Ｍｅｔｒｏｐｏｌｉｓプラットホームを活用して、省人警備・省人運営を実現する新たなソリューションを開発すると発表した。

　同社はＡＩを活用した監視カメラシステムや入退室管理システムの提供、無人店舗の開発・運営などを手掛ける。４月１９日にはＮＶＩＤＩＡパートナーネットワークへの参画を発表し、ＡＩを活用したさらなるＤＸ促進に取り組む方針を打ち出した。

　今回、開発を目指すソリューションは、同社とＮＶＩＤＩＡの技術、ノウハウを活用し、慢性的な人手不足の問題を抱える小売業界や警備業界の課題解決に取り組む。具体的には、ＡＩ顔認証および画像解析で検出した課題や問題を即時に関係者へ通知し、関係者同士のリアルタイムコミュニケーションを実現することで、省人化だけにとどまらず、迅速な対応も可能にする計画だ。

　午前１０時４３分時点の株価は、前日比１３円安の１８８４円。

提供：ウエルスアドバイザー社

　セキュア<4264.T>は１７日、勤怠管理システムやクラウドサービス、タイムレコーダーの開発・提供を行うクロノス（東京都千代田区）と、同日から個人マスタと打刻データのＡＰＩ連携を開始すると発表した。

　同社によると今回の個人マスタと打刻データ連携では、セキュアの入退室管理システムで出勤・退出・外出・再入・日替退からボタンを選択、入退出の操作を行うと同時に勤怠の打刻データを記録することができるという。

　１７日終値は、前日比１３円高の１４１６円。

提供：ウエルスアドバイザー社

　スマレジ<4431.T>
　続伸。リグア<7090.T>のレセＯＮＥプラス事業を譲受することを決議した。同事業は接骨院をターゲットとした、患者情報管理、レセプト計算、ＰＯＳ機能を持つソフトウエア「レセＯＮＥプラス」の展開。同社は市場細分化戦略を推進しており、今回の件はその一環。

　セキュア<4264.T>
　反発。ＣＩＡ（広島県広島市）の第三者割当増資を引き受け、資本・業務提携する。ＣＩＡは独自の不正行為未然防止ソリューションで、「万引きロス削減」などの実績を持つ。今回、同社の小売業界向け省人化技術や営業網と、ＣＩＡの同ソリューションを組み合わせることで、小売業界が抱える人手不足に起因する課題解決を目指す。

　エフコード<9211.T>
　ストップ安。１４７万４０００株の公募増資と、同社社長などを売り出し人とする３２万６０００株の売り出しを実施し、上限２７万株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う。条件決定日は２３−２５日のいずれかの日。希薄化率は最大１４．１％。手取り概算で上限約３７億円を調達し、Ｍ＆Ａ（企業の合併・買収）に関連した借入金の返済に充当する予定。

　コンヴァノ<6574.T>
　ストップ高カイ気配。筆頭株主の青木剛志氏が保有する全株式を資産管理会社ＮＴに譲渡した。これにより、議決権保有割合は青木氏が７２．２６％から０％に低下し、ＮＴが新たに７２．２６％となった。ＮＴは同社株式について純投資が目的で、安定保有を原則に市場動向を勘案しながら売却手法を探索する方針としている。

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提供：ウエルスアドバイザー社

　セキュア<4264.T>が反発し、一時４９円高の１４５２円を付けている。１６日引け後、ＣＩＡ（広島県広島市）が実施する第三者割当増資を引き受け、資本・業務提携を行うことを決議したと発表、材料視された。

　ＣＩＡは、不正行為未然防止ソリューションを開発し、「万引きロスの削減」や「犯罪未然検知ＡＩの開発」、「セキュア・プラットフォームの構築」などで実績を有するという。今回、同社が有するサービス提供体制や小売業界向け省人化技術や営業網と、ＣＩＡが有する不正行為未然防止ソリューションを組み合わせることで、小売業界が抱える人手不足に起因する課題解決を目指し、資本・業務提携を行うことを決めた。

　午前９時５分時点の株価は、前日比３８円高の１４４１円。

提供：ウエルスアドバイザー社