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■ 投資信託の「決算」ってどういうこと?「決算」になにが行なわれるの?


 毎月決算型、3カ月決算型など定期的に分配金が支払われる投資信託が人気を集めていますが、この「決算」とはなんでしょうか?具体的にどのようなことが行われるのでしょうか?


投資信託の「決算」は、投資信託の資産・負債を計算して財産内容や財務状況を明らかにすることをいいます。決算の結果、運用している投資信託に収益が上がった場合、収益の一部が 「分配金」として投資家に還元されます(分配金については次のページをご覧ください)。



 投資信託も会社と同じように、決算日に資産・負債(収益・費用)を算定し、「決算」を行なっています。もっとも、投資信託の場合、決算を行なうのは運用会社の仕事です。また、通常、会社の決算回数は第1四半期、中間期、第3四半期、本決算と年に4回ですが、投資信託の場合、決算回数は投資信託によって異なり、毎月決算型は年に12回、隔月決算型は年に6回、3カ月決算型は年に4回、決算が行なわれます。


●毎日決算されている投資信託
MMFや中期国債ファンド、MRFは毎日決算が行なわれています。そのため、日々決算型投資信託と呼ばれています。

※2016年1月の日銀によるマイナス金利導入の影響のため、MMFや中期国債ファンド、MRFで販売が中止されているものがあります。

 なお、投資信託の決算内容は、「運用報告書」や「有価証券報告書」、「半期報告書」などで確認することができます。