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ETFって何?

ETFって何?

ETFというのはExchange Traded Fundの略称で、日本語に直訳すれば「取引所で取引される投資信託」となります。ETFは、特定の株価指数に連動することを目的に運用されるインデックス型が中心で、通常の株式と同じように市場でいつでも売買が可能です。日本ではこれまで日経平均株価などの指数に連動するインデックス型だけが上場してきましたが、2023年9月7日から特定の指数に連動しないアクティブ型ETFが上場されます。

ETFの特徴

  1. ETFファンドの株券は取引所に上場され、一般の株式と同様、一日中いつでも売り買いができます。株式と同様、信用取引もできます。ただし、売り買いの価格は、通常の投信ファンドのように基準価額(一口当りの純資産価額)ではなく、取引所で売り手と買い手の需給によって決まる市場価格です。このため、市場価格は基準価額以上のこともあれば以下のこともあります。
  2. しかし、ETFファンドは市場価格が基準価額とあまり離れないよう工夫されています。それは、超大口投資家には、市場を通さずに投信会社が直接、解約に応じるのです。ただし解約といってもキャッシュで解約代金を支払うのではなく、ファンドに組入れている株式を現物で返却するのです。投資家はキャッシュが欲しければ、返却された株式を市場で売却すればよいわけです。大口投資家に限るにせよ、現物で返すにせよ、解約を認めるということは、ETFの市場価格と基準価額のカイ離を小さくする作用を働かせます。もし、市場価格が基準価額より低ければ、市場でETFを買いそれを投信会社で基準価額で解約すれば利益を得ることができます。つまり「裁定取引」がはたらくことになり、二つの価格差は解消の方向に向かいます。

ETFについて