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投資信託講座

投資信託ってなに?

 そもそも投資信託って何?

■ 投資信託の値段ってどうやって決まるの?


 「基準価額」が投資信託の値段です。でもこれら「基準価額」はどうやって決まるのでしょうか?株価のように絶えず動くものなのでしょうか?

 投資信託の基準価額は、次のように決まります。

(1)投資信託が投資している全ての資産の時価の合計に利息・配当収入を加えます。
(2)信託報酬等、必要な費用を差し引きます。分配があった場合は分配金も差し引き、「純資産額」を計算します。
(3)(2)で計算された金額を、投資信託全体の口数で割ります。

 基準価額とは「投資信託の時価」です。正確には、この基準価額の計算では、まず投資信託が投資しているすべての資産(株式や債券など)を毎日の値段(時価)で評価します。次に、株式や債券などの利息や配当などの収入を加えます。

 そこからさらに手数料などの費用を差し引いて「純資産額」というものを計算します。この「純資産額」はいわば、投資信託の規模を表します。

 そして最後に、純資産額を投資信託全体の口数(受益証券の総口数といいます)で割り、「投資信託の1口当たりの価額」を算出しますが、これを「基準価額」と呼んでいます。なお、1口=1円のファンドは1万口当たりの価額、1口=1万円のファンドは1口当たりの価額で示されています。1口がいくらかが分からない場合には、投資信託説明書を見て確認することもできます。

投資信託の値段ってどうやって決まるの?

 投資信託は、株や債券など値動きのある有価証券に投資をする金融商品ですから、毎日その時価は変わります。ただ、株式のように証券取引所が開いている間中、絶えず変わるわけではなく、その価額、「基準価額」は、1日に1回計算され、発表されます。例えば、投資信託が投資している株式や債券の午後3時時点での価格(外国証券の場合はこの限りではありません)を合計し、そこから信託報酬などの経費を差し引いて、夕方の6時ごろにはその日の基準価額が決まるのです。

投資信託の基準価額を知る方法としては、次の3つがあります。
(1)運用会社、販売会社、評価会社のホームページで提供されている情報を利用する。
(2)運用会社や販売会社に電話で確認する。
(3)新聞で確認する。