~ウエルスアドバイザーアワード2024「“NISA 成長投資枠”WA優秀ファンド賞」特別対談企画~バランス型 部門 セゾン・グローバルバランスファンド ~ウエルスアドバイザーアワード2024「“NISA 成長投資枠”WA優秀ファンド賞」特別対談企画~バランス型 部門 セゾン・グローバルバランスファンド

提供:セゾン投信株式会社
掲載期間:2025年4月9日~2025年7月8日

NISA成長投資枠の中でも優秀なアクティブファンドに限定をした、ウエルスアドバイザーアワード2024「“NISA 成長投資枠”WA優秀ファンド賞」の第二回が発表された。本アワードでは、より授賞ファンドを厳選し、対象ファンド1,435本の選考対象の中から、わずか8本、比率としてわずか0.5%の受賞という非常に希少なファンド群となったが、その中で、「バランス型 部門」にて2年連続の授賞を行ったのが、セゾン・グローバルバランスファンドである。ウエルスアドバイザー株式会社 代表取締役社長 朝倉智也がセゾン投信株式会社 ポートフォリオマネージャー 瀬下哲雄氏にその好調な運用について聞いた。

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朝倉 智也

ウエルスアドバイザー株式会社
代表取締役社長
朝倉 智也

朝倉:
今回は、1,435本のうちわずか8本ですから、本当に極めて希少性のある受賞だと思います。希少性があるというのは、やはりパフォーマンスが本当に非常に優れていると言っても過言ではないです。通常一年ごとのアワードというのは、1年間の成績が中心になると思います。そのうえで、1年、3年、5年、10年と区切って評価を行います。このセゾン・グローバルバランスファンドというのは、カテゴリーにおいてバランス型の安定成長になります。過去10年のバランス型の安定成長型において、10年間トラックレコードがあるというのは169本と多くはないです。そのなかでなんと1位です。素晴らしいです。それだけパフォーマンスがいいということで星も☆☆☆☆☆ということでございます。なぜこのような好成績を収めることができたのか教えていただければと思います。
瀬下氏:
このファンドはポートフォリオマネージャーが“意思を持って何もしない(余計なことをしない)”というのが1つのコンセプトになっています。バランス型として実質的に株式と債券に投資しますが、50:50で投資するというのは決めており、特にこの比率を変更するなどの調整は一切していません。
資産配分比率
次にどの資産が上がるかなどがあらかじめ分かれば比率を調整するといったことがあると思います。しかし、そういう能力はないと思っていますので、比率の調整は一切しないで、シンプルにとにかく株と債券を50:50でひたすら投資するのがこのファンドの特徴です。株と債券については固定の比率で投資をしておりますが、地域別配分比率はこの10年の中で大きく変わっています。特にこの10年だとアメリカ株が大きくなったということがあります。
地域別配分比率
そういうところをきちんとキャッチアップできるように、毎月地域別の比率を見直しています。インデックスの基本的なやり方だと思いますが、市場時価総額が大きくなったところの株式の比率を増やしたり、為替を含めた債券の発行残存額面といったものを見たりして、それに応じて、調整をしていることが結果的にこのようなパフォーマンスになっているということです。
朝倉:
このファンドは2007年に設定ですよね。まさにその後にリーマンショックが起こって、欧州債務危機や、チャイナショック、コロナショックがあったりしました。最近では2022年に株と債券が両方下がったということです。その当時から、最近も少し言われていますけど、株と債券でトラディショナルなポートフォリオを組んでも上手くいかないのではないか、というような意見が結構出てきました。しかし、このファンドのパフォーマンスを見ると、やっぱそうじゃないなって感じますよね。
瀬下氏:
もうちょっと株を増やした方がいいんじゃないか、債券を増やした方がいいんじゃないかなど色々ご意見をいただくこともあります。例えばリーマンショックの後だと、株式の投資ってどうなんだろう?と考えることもあったのですが、常に50:50にするという形なので、株式市場が下がった時には株式をどんどん買っていきます。
リバランス
逆に株式市場が上がってくるときは、ちょっと控えめに投資をするというので、一貫した姿勢を保つことができる。ポートフォリオマネージャーの感情や個人的な意見、そういうものを考えないで、とにかく一貫して運用ができているというのが、このような結果に繋がったのかなと思っています。もし仮に自由度が高いとなかなか難しいかなと思っています。特にリーマンショックの後は、すごく感じました。こういう時に株はなかなか買いづらいと思うのですが、バランスファンドとしては買わないといけないということで、ひたすらそれをやってきたということです。仕組みの勝利かなと考えています。
朝倉:
まさに今、仕組みの勝利とおっしゃったのが、投資家の方からしてみると、50:50だから、分かりやすくしたんじゃないかと思う人もいれば、まさに仕組みを設定当初から考えられたということであって、自分でアメリカ、ヨーロッパ、新興国、債券って組み合わせてやればいいじゃないかって思う人もいるかもしれないです。でも、この15年アメリカ株がずっと上がっていますので、どうしてもアメリカ株のポーションを大きくしちゃおうっていう気になるじゃないですか。それをぐっとこう耐えるっていうことが大事だと思うのですが、このファンドを持っておけばそういうことをしなくていいですもんね。
瀬下氏:
バンガードのファンドに投資をしているので、設定した時にバンガードの人とも話をし、とにかく何もしないというのが大事だという話を聞きました。それに沿って作ったファンドなので、まさに言っていた通りだなと思っています。
瀬下 哲雄 氏

セゾン投信株式会社
ポートフォリオマネージャー
瀬下 哲雄 氏

朝倉:
まさに今おっしゃった、何もしないっていうのはなかなか難しいですよね。
そういった意味では、個人の方はやっぱり忍耐力っていうのも大事だと思いますし、我慢して運用するっていうことが大事なんですけど、こういうファンドに投資しておくと、そういったことができるのではないかなと思います。無理に自分でやるのではなくて、このファンドを買って何もしないということをやっていけば、先ほど言いましたように、10年間のトラックレコードが同じカテゴリー内でも1位になるということなので、まさにこの運用実績がそのまま、そのメッセージになっているのかなと思いますよね。
朝倉 智也

ウエルスアドバイザー株式会社
代表取締役社長
朝倉 智也

瀬下氏:
私どもはこの商品を設定するときから投資をしたことがない方にも、長く続けていただけるものをご提供したいと思っております。どちらかというと派手さはないですが、値動きもそこまで派手ではなく、続けやすいものを提供したいと思っていたので、それをご評価いただけるというのは非常に嬉しいです。
朝倉:
マーケットがちょっと不透明になってきましたので、余計にこのバランスファンドというのは、注目されてくると思います。今まではアメリカ株にベットしようっていうような動きは結構あったと思います。それが実際にうまくいったっていうこともありますけど、でもこれからは最近ですとヨーロッパ株が上がっていたりしますし、中国株がまた盛り返したりしています。そんなこともあるので、やはり自分で全てやるのは難しいということだと思います。そんななかで新しいNISAっていう意味だと、投資枠も広がって、そして期間も恒久化になりました。新NISA2年目にも2年間でこのセゾン・グローバルバランスファンドは連続で受賞されたわけですが、瀬下様から見て、どのような方にこのファンドを買ってもらいたいとか、どういう風に使ってもらいたいと思いますか?
瀬下氏:
基本的に私どもとしては長期の資産形成に資するファンドを提供したいというのが基本的な姿勢としてあります。手っ取り早く儲けようというのではなく、老後や将来のために長期の資産形成をしたいという方に買っていただきたいというのが一つです。先ほどおっしゃっていただいた通り、何にもベットしていません。株式市場にもベットしていないですし、特定の地域にもベットしていません。いろいろな心配事があったとしても、どこかが悪ければどこかが良い。逆に言うと、全部悪くなることが、このファンドは少ない。その代わり全部良いということもないですが、それがリスクを抑えて続けやすいところだと思います。株式だけの投資だとちょっと不安がある方やまだ投資をしたことがない方が、ちょっとずつ始めていただくのにいいファンドなのかなと思っています。あとは、地域別に毎月見直しているというのが1つのポイントです。買った時は最新のファンドだったものが、しばらく経つと古くなるというケースもあると思います。このファンドに関しては株と債券という非常に伝統のある資産に投資をしており、地域別の比率もどんどん見直しをしています。手間がかからないので、投資が趣味の方にはあまり面白くないと思われるかもしれませんが、逆に普段の生活の方が忙しくて、あまり時間をかけられないような方に積立で買っていただくのが一番いいのかなと思っています。
瀬下 哲雄 氏

セゾン投信株式会社
ポートフォリオマネージャー
瀬下 哲雄 氏

朝倉:
景気は山があったり、谷があったりとかよく言いますし、株だけじゃうまくいかない時も当然あると思います。そういった時に債券もある。一方では過去、株がいい時は債券もっていうようなことはありますけど。債券は景気後退時にやはりクッションになりますよね。そういった意味では両方持っているっていうことが大事なんでしょうね。
瀬下氏:
最近、バランスファンドに関してたまに批判的な意見があると思います。金利が上がると債券も下がって、株も債券も下がっているので、もうバランスファンドはいらないんじゃないか、みたいな話もあるかと思います。ただ、長期で投資をしている時というのは、最初に債券の金利が上がると損をしてしまいますが、その後は利回りが増えて、再投資で増えていきます。今は債券価格もちょっと上がってきて、債券自体のパフォーマンスでは少し厳しいところもありますが、将来的には金利収入を得られるということで、そういう意味でも様々な状況に対応できるかなということだと思います。デフレの時だけではなく、これからインフレになっていくという時にも、株式も入っていますし、利回りも得られるという意味で全方位型というと言い過ぎかもしれないですけど、いろいろな状況に対応できるのではないかという風に思っています。
朝倉:
やはりここ数年はどうしてもアメリカ株が非常に強かったので、日本の投資家はアメリカ株にベッドというか、比較的重きを置いて投資されている方が圧倒的に多いんですよね。でも最近で言うと、先ほど言いましたように欧州株が年初から上がっています。中国もさすがに割安ということで買われてきています。それってなかなか自分で見て、投資は難しい。このファンドはちゃんとそういったところにも、投資をしているのでメリットありますよね。
瀬下氏:
そうですね。おっしゃる通りですね。
朝倉:
なおかつ、コストも低く抑えていただいているということなので、投資家にとって最適だと思います。ただ一方では為替という観点で言うと、やはり外貨建ての為替が多いです。これは私がよく申し上げるのですが、皆さんがいただいている給料とか年金って全部円だと思いますし、家計の金融資産を見ても、円の資産が多いと思います。ですので普通に外貨の通貨を持つというような、全体の自分のポートフォリオから見ると外貨の一部だからここは別に為替リスク云々とか考える必要はないんじゃないかなと思うんです。この考えは間違っていますか?
瀬下氏:
まさに外貨の比率が多いというところにこのファンドの特徴があります。
配分比率
今、円安になってエネルギーの価格が上がっていたり、輸入品の価格が上がっているなかで、その分基準価額が上がります。ちょっとスケールが大きな話なのでなかなか理解するのが難しい部分もあると思いますが、最近の円安の環境を見ていただくと、こういうものを持っておくことの意味が強く感じられるのではないかと思っています。
朝倉:
為替こそ素人・玄人関係なく、よむのは難しいじゃないですか。長期で持っていれば債券みたいに100は100で戻るっていうわけでもないです。ただ瀬下様が繰り返しおっしゃっていただいたように分散して買っておくと通貨の分散も上がったり下がったりするのは分からないのでしっかり捉えることができます。ですから、しっかりとセゾン投信に口座を開いていただいて、そして積み立てで買っていただくというのがいいですよね。
それでは最後に2年連続で賞を取りました瀬下様から投資家の方にぜひメッセージをお願いできればと思います。
瀬下氏:
セゾン・グローバルバランスファンドはあまり派手な値動きもせず、投資対象も株式と債券という非常にシンプルなファンドです。だからこそ、長期の資産形成に適していると考えています。また、投資期間が長いと市場環境もどんどん変わっていきますが、私どもの方でファンドの資産の内容を市場環境に合わせており、投資のポートフォリオの中身が決して古くならないという形になっております。長期視点で投資をしていただくことで、皆様の長期の資産形成に貢献することができると考えています。
朝倉:
派手ではないシンプルっていう言葉は本当に良いですね、Simple is the bestをまさに体感できるファンドだと思います。
本当に2年連続受賞おめでとうございます。引き続き頑張っていただければと思います。
瀬下氏:
ありがとうございました。
朝倉さん×瀬下氏
セゾン投信の運用哲学・運用方針

セゾン・グローバルバランスファンド

ファンドの費用

  • 購入時手数料:ありません。
  • 運用管理費用:
    ファンドの日々の純資産総額に年0.495%(税抜 年0.45%)の率を乗じて得た額とします。その他投資対象である投資信託証券において信託報酬がかかります。当該信託報酬も間接的にお客さまにご負担いただく費用となりますので、実質的な信託報酬は、年0.56%±0.02%程度(税込)となります。
    ※ファンドが投資対象とする投資信託証券における信託報酬を加味した実質的な負担額の概算値です。各投資信託証券への投資比率、各投資信託証券の運用管理費用の料率の変更等により変動します。
  • 信託財産留保額:換金申込受付日の翌々営業日の基準価額に0.1%の率を乗じた額が控除されます。

投資信託は値動きのある有価証券等に投資しますので基準価額の変動により損失が生ずる事があります。各投資信託のリスク、費用については投資信託説明書(交付目論見書)にて内容をご確認のうえ、お申込みはご自身でご判断ください。

投資信託のリスク・費用等はこちら:
https://www.saison-am.co.jp/attention/

商号:セゾン投信株式会社(設定・運用・販売を行います)
金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第349号
加入協会:一般社団法人 投資信託協会

セゾン投信株式会社

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