掲載期間:2024年12月25日~2025年3月24日
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新興国に上場する小型株約5,500銘柄を対象に、企業分析を行い、優れた成長性がある企業を選び抜くということは、通常のボトムアップ・リサーチの運用体制では不可能だ。多くの運用プロフェッショナルが新興国の小型株に大きな魅力を感じながら、新興国を広く網羅した小型株ファンドを作れなかったのは、調査の限界があるためだった。その調査の限界をテクノロジーの力で突破したのが「ビッグデータ新興国小型株ファンド」だ。運用実績は、ウエルスアドバイザー社が分類する「国際株式・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」のカテゴリーでトータルリターンが過去5年で130本中第一位(2024年11月30日基準)、シャープ・レシオでも過去5年で0.99とカテゴリーでトップ(同基準)の成績を残している同ファンドの仕組みや魅力について、ファンドを設定する日興アセットマネジメントの資産運用サポート部長の山本直紀氏と、同ファンドを実質的に運用しているアクサ・インベストメント・マネージャーズ常務執行役員コア事業本部長のキャサリン・キム氏が対談した。
新興国小型株投資の限界を突き破る「ビッグデータ運用」
- 山本氏:
- 「ビッグデータ新興国小型株ファンド」は、新興国の小型株市場に焦点を当てたファンドで、これまで十分にカバーされてこなかった有望な投資機会にアプローチしています。新興国市場はまだまだ成長の余地が大きい市場ですが、特に小型株には魅力的な成長機会が潜んでいると考えています。このファンドは、従来のリサーチ手法では捉えにくい有望な銘柄を、ビッグデータを活用して発掘する点が特徴ですよね。
- キャサリン氏:
- はい、新興国小型株市場は、企業数が多いにもかかわらずアナリストによる調査が少なく、情報が限られるため非効率性(価格が本来の価値とずれている状態)が残っています。従来のアナリストリサーチでは、どうしても大型株のような注目度の高い企業に集中してしまい、情報の少ない小型株は手薄になりがちです。そのため、この市場には高成長が期待できるにもかかわらず、見過ごされている投資機会が数多く存在します。しかし、ビッグデータを活用することで、新興国市場に眠る有望な小型株を広く捉え、見過ごされがちな投資機会にアプローチすることができます。
実際に、MSCIエマージング・マーケット小型株指数には約2,000銘柄が組み込まれていますが、当ファンドのユニバースは約5,500銘柄に及びます。ビックデータ運用だからこそ、この膨大なデータを徹底的に分析し、魅力的な投資機会を早期に発見し、ポートフォリオに組み入れることが出来ると考えています。
日興アセットマネジメント
リテール事業本部 副本部長 兼 資産運用サポート部長
山本 直紀氏
- 山本氏:
- こうした非効率性を活かし、膨大なデータを効率的に分析するビックデータ運用でリターンを獲得するのが、当ファンドの狙いですね。
非効率性の大きい新興国株市場
- 新興国小型株は魅力的な投資対象だが、規模の小ささ、数の多さなどから銘柄の発掘は困難を極めるため、効率的な情報分析がカギに
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信頼できると判断したデータをもとにアクサ・インベストメント・マネージャーズが作成。大型株:MSCIエマージング・マーケット大型株指数、中型株:MSCIエマージング・マーケット中型株指数、小型株:MSCIエマージング・マーケット小型株指数
新興国小型株にある大型株にはない魅力
- 山本氏:
- 新興国市場の魅力といえば、やはりその成長力ですね。新興国では人口増加や急速なデジタル化が進んでおり、特に若年層の消費拡大が大きな推進力となっています。小型株は、地元に密着したビジネスを展開する企業が多く、独自の成長ポテンシャルを持っていますね。ここに投資機会を見出すことで、他のファンドとは一線を画する運用が可能になると思います。
アクサ・インベストメント・マネージャーズ
常務執行役員コア事業本部長
キャサリン・キム氏
- キャサリン氏:
- おっしゃる通りです。新興国市場の成長を支える重要な要素の一つは、内需の拡大です。これまで新興国経済は輸出に依存していましたが、現在では中間所得層の拡大、インフラ投資の加速、技術革新などが内需拡大を支える要因となっています。特に、都市化とともに中間所得層が急速に増加し、これがモノやサービスの需要を押し上げる原動力となっています。
例えば、インドや台湾などのアジアの新興国や、アフリカ・中南米では、若年層の人口が多く、旺盛な消費意欲が経済成長を後押ししています。こうした成長の恩恵を受けやすいのが新興国小型株市場です。これらの市場では所得の向上と消費の拡大が経済成長をけん引しており、その影響力は今後さらに世界経済全体に広がると予測されています。
- 山本氏:
- 新興国市場の中でも、小型株は特に注目されるべき投資対象です。小型株企業は、地元に密着したビジネスを展開していることが多く、外部経済の影響を受けにくい特徴があります。こうした企業は、地域密着型のビジネスモデルを展開し、内需の拡大とともに成長しています。
- キャサリン氏:
- 小型株の魅力は、単に成長ポテンシャルにとどまりません。新興国におけるインフラ整備や技術革新の進展は、小型株企業にも大きな追い風となっています。例えば、インドやインドネシアでは、道路や鉄道などのインフラ開発が進む中、これを支える建設や資本財、素材関連の中小企業が成長しています。新興国小型株市場では、こうした企業が生み出す成長ストーリーが非常にダイナミックで、長期的な投資機会として非常に魅力的です。
- 山本氏:
- 米国大統領選の影響を背景に、新興国市場の可能性を改めて見直す動きが見られますが、新興国小型市場は内需の拡大を主な成長要因としているため、その成長ストーリーに大きな変化はないと考えています。中間所得層の拡大やデジタル化といった構造的な成長ドライバーが継続しており、長期的な視点では引き続き有望な投資機会を提供すると考えられます。
ビッグデータを活用した運用の強み
- 山本氏:
- このファンドの特徴は、なんといってもビッグデータを駆使した独自のリサーチ手法ですね。
- キャサリン氏:
-
当ファンドでは、膨大なデータから特に成長が期待される企業を選定するビッグデータ運用を行っています。
当社はビッグデータ運用において35年以上の実績があり、グローバルで2万社、250億件以上のデータを保有していますが、そのうち新興国小型株は約5,500銘柄。
貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書などの財務諸表について1銘柄あたり約200の財務項目を評価するなど、各社400~550のデータを日々蓄積しています。
我々のモデルを使えば情報が不足している市場でも精緻なリサーチが可能です。
圧倒的なデータ数と、それを活用するためのノウハウを生かした投資判断ができる点が差別化の要素です。
アクサ・インベストメント・マネージャーズの
データプラットフォーム
- 2万社を網羅する250億超のデータポイント
- 300万を超える様々な財務諸表
- 5億個超の個別会計項目
- 35年以上にわたる独自の会計調整
- 財務データ
(例:ESGデータベース)
- 700超の独自の銘柄固有シグナル
- 山本氏:
- 通常のアナリストリサーチでは到底カバーできない範囲ですね。
また、分散投資にも強みが現れるのではないですか?
- キャサリン氏:
- はい。新興国小型株市場は非常に多様で、特定の国やセクターに偏ることなく分散投資することがリスク管理にもつながります。組み入れ銘柄数はおよそ350~400前後であり、特定の分野に依存しない安定したポートフォリオを構築しています。
新興国株投資でカテゴリートップの運用成績
- 山本氏:
- ファンドの戦略が非常に理にかなっていると感じます。
当ファンドは、2019年の運用開始以降、コロナショックやインフレ懸念といった厳しい市場環境でも、しっかりとしたリターンを生み出してきました。この実績は、ビッグデータを活用したリサーチと分散投資によるリスク管理が効を奏している証拠だと考えています。
当ファンドの実際の運用実績は、2024年11月末時点で過去5年間のトータルリターンが年率18.56%であり、これはウエルスアドバイザー社が分類する「国際株式・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)のカテゴリー130本で第一位の成績です。また、リスク当たりのリターンを示す、シャープ・レシオでも過去5年間で0.99とカテゴリーでトップの成績になっています。
日興アセットマネジメント
リテール事業本部 副本部長 兼 資産運用サポート部長
山本 直紀氏
指数化チャート比較
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期間:2019年11月末~2024年11月末(月次)
2019年11月末を10,000として指数化
新興国株:MSCIエマージング・マーケット指数(配当込み、円ベース)
信頼できると判断したデータをもとにウェルスアドバイザーが作成。
※上記指数は当ファンドのベンチマークではありません。
※上記グラフ・データは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。
保有期間別リターンのピア・グループ比較
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2024年11月末基準
新興国株:MSCIエマージング・マーケット指数(配当込み、円ベース)
比較対象のピア・グループレンジは5-95%
信頼できると判断したデータをもとにウェルスアドバイザーが作成。
※上記指数は当ファンドのベンチマークではありません。
※上記グラフ・データは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。
アクサ・インベストメント・マネージャーズのクオンツ運用力の実力とは?
- 山本氏:
- 当ファンドは、膨大なデータを活用して各銘柄を定量的に評価し、ポートフォリオに最適な銘柄を選定する「ボトムアップ・アプローチ」を採用していると認識しています。
- キャサリン氏:
- はい、アクサIMはクオンツ運用のパイオニアとして、35年以上ににわたり高度なデータ分析技術を培ってきました。運用チームはプロの運用の世界では知らない人はいない「バーラ・モデル」の開発者であるバー・ローゼンバーグ博士が開発した運用モデルが原点になっています。私たちはファンドマネージャーの主観を排除し、細部までこだわって分析された企業データに基づいた客観的な判断で銘柄選定とリスク管理を行っています。
- 山本氏:
- データを駆使することで、従来の定性運用では見えにくい領域にもアプローチできるのですね。特に新興国市場では、こうした客観的なデータ分析が強力な武器になると感じます。
アクサ・インベストメント・マネージャーズ
常務執行役員コア事業本部長
キャサリン・キム氏
- キャサリン氏:
- その通りです。データを基に投資先を決定することで、定性的な判断による偏りを抑え、常に最適なポートフォリオを保つことが可能です。この客観性が、リスクを抑えつつも高いリターンを目指すクオンツ運用の強みであり、投資家にとっても安心材料になると考えています。このような運用システムの構築には膨大な投資を必要とします。世界的な大手保険会社にルーツがあったからこそ、構築ができた仕組みだと思います。
- 山本氏:
-
今後も新興国小型株市場には豊富な成長機会があると思いますが、このファンドがそれを捉えるための重要な選択肢になると感じました。
過去10年を振り返ると先進国の大型株が世界の株式市場をリードしてきました。しかし、20年、30年という期間で考えると、一部の投資対象が何年にもわたって好調ということはありません。長期の資産形成を目指す方にとって、新興国の内需拡大の波に乗り、成長が期待される新興国小型株は有望な選択肢の一つと考えられます。さらにリスク分散の観点からも、先進国株に偏ったポートフォリオをお持ちの投資家にとって、新興国小型株を組み入れることで、分散効果を高めながら成長性を期待することが可能です。ぜひ新興国小型株への投資をご検討いただければと思います。
※当資料に示す各指数の著作権等の知的財産権その他一切の権利は、各指数の算出元または公表元に帰属します。
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日興アセットマネジメント株式会社
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