掲載期間:2024年11月7日~2024年12月6日
【PR】ピクテ・ジャパン株式会社
ピクテ・ジャパンが設定・運用する「ピクテ・ゴールデン・リスクプレミアム・ファンド(愛称:ポラリス)」は、2020年6月の設定から4年余りが経過し、この間、同一カテゴリーでトップの運用成績を残している。ピクテは、スイスのプライベートバンクで実績のある様々な運用手法を、投資信託という形で個人投資家に提供している。中でも、設定来極めて優れた運用実績を誇る「ポラリス」の運用の考え方や強さの背景などについて、ピクテ・ジャパン代表取締役社長の萩野琢英氏に、ウエルスアドバイザー代表取締役社長の朝倉智也が聞いた。
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210余年の歴史が教える分散投資の真髄
- 朝倉:
- 「ポラリス」は世界中の株式や債券、また、金といった様々な資産クラスへの分散投資を行っていますが、ウエルスアドバイザーのデータでは、設定から4年ほど経過していますが、2024年9月末時点では3年のトータルリターンとシャープレシオで、カテゴリー内の302本中で第1位という成績です。ファンドレーティングでも最高位の5つ星を継続しています。これほど素晴らしい成果を上げられる秘訣はどこにあるのでしょう?
- 萩野氏:
- 私がピクテに入社して25年になりますが、ピクテで深く理解したのは「分散投資」の重要性です。ピクテは、210余年の歴史の中で、戦争や世界恐慌、金融危機など幾度となく乗り越える度、経験値を培ってきました。様々な問題を経験するその時々で、投資対象とする資産を変える必要性を認識しています。分散投資は、株式と債券だけでは不十分であることを経験値から学び、それはピクテのカルチャーとなっています。そのピクテの分散投資を具現化したのが「ポラリス」です。
2020年のコロナ禍で、環境がかなり荒れていた時に、このファンドを設定したのですが、それにも理由があります。
- 朝倉:
- 「ポラリス」の過去4年の実績は非常に素晴らしく、ウエルスアドバイザーが選定した新NISA成長投資枠の優秀ファンド賞にも選ばれています。NISAの機運が高まっている中で、萩野社長は投資家に「ポラリス」を、どのように活用していただきたいとお考えですか?
ピクテ・ジャパン株式会社
代表取締役社長
萩野 琢英氏
- 萩野氏:
- 2009年以降、約15年間にわたってマーケットは右肩上がりを続けてきました。それ故に、投資家の中には、株式だけで十分とお考えの方が多いかもしれません。
今後10年、20年、30年という単位で資産運用を考えた場合、その時々で割安な資産をポートフォリオに組み込んでいくという運用がとても重要です。
「ポラリス」の資産配分は今、株式と金がメインになっていますが、今後は債券を増やしていくかもしれません。資産を入れ替える際に、通常はキャピタルゲインには税金が発生します。国内の税率は約20%です。特に価格変動の大きな資産を組み合わせた時に、リバランスのたびにキャピタルゲイン税を支払っていると、年率で資産価値の数%程度に相当することもあります。ところが、適切な資産配分を行っているファンドを継続して保有していれば、キャピタルゲイン課税の心配はいりません。ヨーロッパにおいて税金の問題は極めて重要な問題です。中長期的に保有していただくことを考えて、バランス型のファンドを提供しています。
金(ゴールド)を大胆に活用する理由
ウエルスアドバイザー株式会社
代表取締役社長
朝倉 智也
- 朝倉:
- わたくしも投資家の皆様に、税金とコストは極めて重要なことであると常日頃お話しています。また、金の話が出ましたが、1年前の対談で金と新興国に注目されているという話を伺い、その後、金が値上がりし、新興国株式も上昇しました。割安だと言われながら上がらなかった新興国もこの1年は少しずつ値上がりし、萩野さんの見立ては、さすがだなと思いました。
- 萩野氏:
- ピクテで学んだことは、割安な資産を購入し、高いものは減らすということです。新興国も割安でした。金は金利もつかないので割高・割安の判断は難しいのですが、唯一言えることは、発行されている通貨の量との比較です。金は、年率2~3%くらい供給量が増えているだけですが、ここ5年間の通貨の発行量は日本もアメリカも非常に多かったので、お金が余ってしまい需給関係でみると金は割安という判断ができたのです。
2020年のコロナショックの時に大量のお金が刷られたので、インフレに対応できる商品として「ポラリス」を2020年6月に設定しました。
- 朝倉:
- いろんな専門家の方が、バランスファンドで金を組み入れた方が良いという話をされていますが、通常は5%とか10%の組み入れ比率です。ただ、実際問題として10%程度の組み入れだと大きな影響はありません。「ポラリス」は50%程度金を組み入れています。これだけ大胆に組み入れるファンドは他にないですし、個人ではなかなかできないことですね。
- 萩野氏:
- そこがピクテの特徴です。200年以上にわたって王侯貴族をはじめとする世界の富裕層の資産を保全してきた経験があります。当初設定した時には株式50%、金50%でした。普通の運用会社では認められない組み合わせだと思います。ですが、ピクテの運用部門では、この組み合わせは面白いと判断しました。その発想がある、経験値があるというところがピクテの特徴だと思います。
株式や債券、同資産内でも高度に分散投資
- 朝倉:
- 2024年8月末現在、金が45%程度組み入れられていることで、昨今の金価格の上昇でパフォーマンスがいいということをいう人は多いと思いますが、私が注目しているのは、半分組み入れている株式にも工夫をされている点です。公益株、新興国株など。債券も通常にあるような国債を入れるにとどまらず、米ドル建ての新興国債、世界のESG社債を入れていますね。このあたりの工夫をしている理由は?
- 萩野氏:
- この半年間は、世界の公益株の方が世界株よりもパフォーマンスが良いですし、新興国の高配当株のパフォーマンスも良いのです。なぜ、そこに投資しているかというと、バリュエーションが割安だからです。あとは、同じ株式の中でも分散を考えるという発想です。
世界の株式に投資していますが、公益株はどちらかというとディフェンシブです。新興国の高配当株式は、今のところPER(株価収益率)で9倍程度と割安です。米国S&P500はPERで2.5倍くらい高い水準にあります。PER9倍というと、ITバブルが崩壊した2000年以来、24年ぶりの低水準なのです。これほど割安な水準であるためピクテの運用チームは新興国株式に強気です。
- 朝倉:
- その辺の工夫がパフォーマンスには相当効いていると感じます。景気変動や金融政策によってマーケットは変化します。「ポラリス」については、株式、債券、金が中心ですが、これらの組み入れ比率は将来変わるのですか?
- 萩野氏:
- 比率は変わります。将来的に金利が高くなれば債券の魅力が高くなり、金のウエイトは小さくなると思います。逆に金利が下がってくると金のウエイトが上がるとか、金利の状況、投資環境によってポートフォリオはダイナミックに変わります。それも、過去の経験値なのです。環境が変わった時にポートフォリオを変えなければならないということです。
- 朝倉:
- 200年培った資産保全の運用ノウハウがぎっしり詰まっているということですね。「ポラリス」は設定から4年間、非常に良い成績を残してきましたが、マーケットはボラタイル(価格変動が大きな状態)で難しくなってきていると思います。萩野社長は「守りに入るタイミング」ということもおっしゃっていますが、今は、守りに入るタイミングですか?
長期の資産運用で成功するために
- 萩野氏:
- 資産運用は10年、15年単位で考えるべきだと思うのですが、その単位で考えると、現在はピークを迎えていると思います。米国株式のバリュエーションは26倍を超えていますので、相当高いです。高い時はやはり控えるというのが鉄則で、世界株に占める米国株が7割で相当大きいのですが、そこがそれほど高くなっているとすると、守りのポートフォリオにしていくべきだと今の時期は思います。ここからさらに株価は上がるかもしれませんが、そこを追いかけていくよりも、そういう時は控えて様子を見て不要なリスクはとらないということです。
「高い時は避ける」ということが重要です。現在のポジションを全部売るということではないのですが、持っているのは守りのポートフォリオにしていくタイミングに入っているとは思っています。
- 朝倉:
- 萩野社長とは20年くらいのお付き合いですが、その中で信頼できるなと感じているのは、運用会社の人でベア(弱気)なことをいう人はあまりいないのです。警鐘を鳴らしてくれる人は大事だと思います。ファンドの運用も、危うい時はそのような運用に切り替えてくれることは大事です。まさに、「ポラリス」というのは、北極星、羅針盤のようなファンドということですね。
- 萩野氏:
- 「ポラリス」は、日本の投資家のために、10年、20年後に「本当にありがとう」と言われることを目的にしっかりとした収益を積み重ねて運用しています。少額でも持っていただいて他と違う動きを味わっていただければありがたいです。
- 朝倉:
- まずは、体感していただくということですね。素晴らしいメッセージだと思います。引き続き頑張ってください。
●お申込みにあたっては、交付目論見書等を必ずご確認の上、ご自身でご判断下さい。
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<本記事をご利用にあたっての注意事項等>
【ピクテ・ゴールデン・リスクプレミアム・ファンド 愛称:ポラリス】
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